日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
厚手のコートをはおるようになると、そろそろお鍋が恋しい季節。漂う湯気とグツグツ煮える音。凍える体もたちまちあたたまりますよね。今回のテーマは「鍋の〆」。クックパッドの投稿から、その傾向を探ってみました!
寄せ鍋、水炊き、キムチ鍋、かに鍋、土手鍋etc. 具や味付けによって、いろいろ楽しめるお鍋。「メインの具は何にしよ」「野菜をたっぷり入れたいよね」どんな鍋を食べるのか、選択肢はいろいろありますが、どの鍋でも外せないのが「鍋の〆」です♪
クックパッドの「みんなのカフェ」にも、「鍋の〆何が好きですか?」という話題がありました。なかには「〆が食べたくて鍋を作ります」という発言も!うん、うん、わかる、わかる! ベースのだしに、いろいろな具のうまみが溶け出した鍋の残り汁こそ、実は一番のごちそう(賛成の人、手をあげて!)。〆まで食べきることこそ、鍋の醍醐味といえましょう!
さて、その鍋の〆。クックパッドの投稿を見てみると、やはり、一番多いのは、「雑炊」。和風でも洋風でもエスニックでも。いろいろなおいしさを存分に味わえる雑炊は、やはり登場回数もナンバーワンのようです。
↓だしの昆布も無駄なくおいしく雑炊に!!
肉だんご鍋の〆で作った雑炊。昆布を細切りにしていっしょに入れるのがポイント。
さらっとした鍋汁なら、溶き卵でとじてシンプルな雑炊に。豆乳などクリーミーな鍋汁ならグツグツ煮てリゾットに。おなじご飯をたすのでも、いろいろ楽しめるところも、不動の一番の理由なのでしょう。
つづいて、対抗馬として人気なのが「ラーメン」。生麺でも即席麺でも、だしをたっぷり吸っておいしく仕上がるのが魅力です。
↓つるつるおいしいラーメンで〆!!
鍋の残りの野菜もいっしょに煮て、具だくさんに♪
そして、最近、増えてきているのが「パスタ」です。
↓パスタをゆでずにそのまま加えて
トマト鍋の〆に作ったパスタ。うまみが凝縮した汁がほどよいソースに。
トマト鍋やカレー鍋など、洋風鍋の人気により、追い上げを見せているパスタ。ちょっとおしゃれにしめたいときに、いいですね。
王道「鍋の〆」のほかに、新しいアイディアで楽しむ投稿もいろいろありました。
↓汁にからんでやさしい口あたりのすいとん
水と小麦粉を混ぜるだけ。なのにおいしい! 練り過ぎないようにするのがポイント。
↓違う料理をもう一品! アイディア茶碗蒸し
残った具材も入れて、卵を加えて蒸せばOK!
↓鍋とパンのはじめての出会い♡
パンに残り汁とチーズをかけて焼いちゃいます!
どうです? 王道派のみなさんも創作意欲がわいてきましたか? おいしい「〆」を作って、鍋をきれいに食べきれば、後片付けもラクになる、といううれしいおまけつき。この冬、新しい「鍋の〆」との出会いが、アナタを待っているかもしれません(TEXT:田久晶子)
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