いよいよ夏休み。みなさん、ダイエットは順調ですか? 暑くなってとにかくつめたーいアルコールとおつまみが美味しい!夜ふかしして、ついつい何かを口にしちゃうと、ダイエットの大敵が登場しやすい季節です。そんな季節の乗り越え方を、ダイエットコーチEICOさんレッスンしてもらいました!
日本初のダイエットコーチとして、マンツーマンで700名以上のダイエットを指導してきたEICOさん。自身も21歳のときに4ヶ月で11kg、1年で トータル 20kgの減量をした経験もあり、ダイエットする人の気持ちや習慣に沿ったムリのないアドバイスが人気の秘密でもありです。現在、クックパッドの公式キッチンでもダイエットおすすめレシピを公開してくれています。そのEICOさんにお酒と夜食の付き合い方を聞いてみましたよ!
人間には、口に入れた食べ物を消化・吸収する消化酵素と消化後、腸壁で吸収された栄養をエネルギーに変化させる代謝酵素というものがあります。こうしてみると、代謝酵素が働けば働くほどダイエットには有効というわけですね。 一方、お酒、加熱したもの、油ものは消化酵素を多く消費する食材です。 そして、消化酵素と代謝酵素は相関関係があり、仮に消化酵素を90%使ってしまうと、代謝酵素は残りの10%しか作られないと言われています。 つまり10%しかない代謝酵素は、その分働きが弱まってしまうわけです。
そのため、お酒を飲むときはおつまみで、それ以上消化酵素を大量に必要としないように、生ものや発酵食品を使用したものを合わせるのがおススメです。
生もの・・・生野菜(サラダ)、お刺身、フルーツなど
発酵食品・・・チーズ、納豆、キムチ、みそなど
また、お酒を飲むときは事前に水を飲んでおいたり、途中でお水も合わせて飲む(チェーサーをはさむ)と、アルコールの吸収のスピードが下がるのでおススメです。
夏の夜は、日が暮れるのが遅くなることもあってついつい夜更かししがち。そうすると、つい口寂しくて何かを食べてしまう…ということも。第1回目でお話したとおり、大原則として睡眠不足は太るもとです。できれば、夜は早く寝て早起きするのがダイエットの近道。朝なら、大好きなスイーツを食べても、日中の活動でカロリーを消費できます。
それでも、夜どうしても食べたいとなったら、基礎代謝量である80Kcal内なら罪悪感をもたなくても大丈夫でしょう。
おつまみと夜食とも上手に付き合えれば、この夏はもう怖いものなし!で過ごせますね。
主宰するダイエットサロン桜梅桃李では「リバウンド率ゼロ」をキャッチコピーに、徹底的にカウンセリングから、生活スタイル、運動経験、体質などを分析し、最短で最適なダイエット方法をコーチングしている。最新刊『ダイエットが「ツライ」と思ったら読む本』ではダイエットが続く方法、痩せるだけでなく幸せになれる方法が65のメソッドとして紹介されている。 クックパッドの公式キッチンはこちら