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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
6月2日放映の「あさイチ」をご覧になりましたか?おなじみのコーナー「ピカピカ☆日本」では、広島の市民から愛されている「お好み焼き」が紹介されました。コンビニの数よりお好み焼き屋のほうが多いという広島県では、丸ごとお好み焼き屋なんてビルもあるなど、街を歩けばお好み焼き屋に当たるというぐらいお好み焼き屋がズラリ。
地元メーカーの調査では、人口1万人あたりの店舗数が、広島は全国平均のおよそ5倍で、堂々の日本一!広島の人にとって、お好み焼きは全国に自慢できるソウルフードなんです。
ところで、どうして広島の人は、そんなにお好み焼きが好きなのでしょうか?それは戦後のエピソードにさかのぼります。
昭和29年頃の広島には、戦争で夫を亡くした未亡人がたくさんいました。その女性たちが、鉄板と小麦粉、キャベツなど、比較的安い材料や機材で作れるお好みを作って売ったのが、現在のソウルフードとして浸透した理由のひとつとも言われていています。
つまり、広島の人にとって、お好み焼きはおふくろの味。飲みのシメにお好み焼きを食べる人がいる、なんて話もうなずけますね~。
お好み焼きと言えば関西も有名ですが、広島のお好み焼きはご存知の通り、薄い皮のうえにキャベツをのせ、揚げ玉、ねぎ、もやし、豚バラ、そばと、具をミルフィーユのように重ねていくスタイル。
最近では、麺のかわりにごはんをいれたり、カットしたトマトやシソをのせてイタリアンテイストにしたり、様々なアレンジをした新しいお好み焼きも人気になっているそうです。
クックパッドにも参考になりそうなレシピがたくさん。いくつかピックアップしてみました。
いかがでしたか?定番からニューバージョンまで、アレンジ自由自在の広島風お好み焼き。お好みでいろいろ作り、食べ比べをするのも、お好み焼きならではの醍醐味かも!ぜひチャレンジしてみてください。(TEXT:森智子)
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