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映画『武士の献立』に登場する「いしる」は、アジア各地で作られている調味料の1つ

クックパッドニュース編集部

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現在公開中の映画『武士の献立』。加賀百万石の台所を預かる包丁侍とその妻の物語には、伝統的な料理やその料理を作る食材がたくさん登場します。その中には、エスニック料理などでおなじみのあの調味料も登場!?映画から広がるおいしいもの探索。クックパッドのレシピから探ってみました。

伝統料理や食材が次々と登場する映画『武士の献立』

加賀百万石の贅を尽くした伝統料理が登場する公開中の映画『武士の献立』。ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されたこともあり、江戸時代の武士の台所がわかる舞台ということで、話題沸騰中ですね。

舞台は江戸時代。加賀藩の食事を支える家に生まれながら落ちこぼれの包丁侍・舟木安信(高良健吾)と気は強いが料理上手の妻・お春(上戸彩)の物語です。「包丁侍」に誇りが持てず、くすぶる安信をお春が料理指南。反発しつつも、めきめきと腕をあげていく安信とそれを支えるお春の道のりは紆余曲折。果たして2人は本物の夫婦になれるのか?物語は、次々と登場する加賀伝統の料理や食材に彩られながら進みます。

能登の食材。魚から作られるしょうゆ「いしる」とは?

物語の途中、武家のもてなし「饗応(きょうおう)料理」をまかされた安信が、お春とともに食材を求めて能登を旅するシーンで登場するのが「いしる」。能登半島で古くからある、いかや魚を塩で漬け込んで作られる魚醤です。秋田の「しょっつる」(元はハタハタから作る)、香川の「いかなご醤油」と並ぶ、日本三大魚醤と言われ、今も北陸の食卓には欠かせない調味料だとか。独特のうまみと塩けがあり、大豆から作るしょうゆとは違う味わいが楽しめます。クックパッドにも「いしる」を使った料理がいろいろありました。

「いしる」でパスタ♪

「いしる」でじゃがバター♪

和食だけではなく、パスタや炒めものなどに使われていることからも、地元の食卓に根付いた調味料であることがわかります。塩分とうまみで味がしっかりつくから、シンプルに仕上げたい料理にもぴったりのようです。

エスニック料理でおなじみの「ナンプラー」も「いしる」の仲間

「いしるはなじみがない」という人も、「ナンプラー」なら食べたことがあるのではないでしょうか?エスニックブームにより、すっかりおなじみになったナンプラーは近海で水揚げされるカタクチイワシ類を、7か月から1年程度熟成させて作るタイの魚醤。タイ風の炒めものやスープなどには欠かせませんよね。
調べて見るとクックパッドにも「ナンプラー」で9658件のレシピがヒット!(2013.12.10時点)

ナンプラーと野菜のうまみでだしいらず♪

ナンプラーでエスニック風炒めものが簡単♪

話題のレンコンをシンプルに仕上げて♪

エスニック料理のための調味料「ナンプラー」も、今やすっかり家庭料理の定番になったようですね。「いしる」や「しょっつる」など古くから魚醤を使ってきた日本だからこそ、「ナンプラー」が食卓になじんだのかもしれません。

食材の旅を経て「饗応料理」にのぞむ安信は成功できるのか。お春との夫婦仲はどうなるのか。おいしい料理とともにさまざまな人間模様が楽しめる映画。必見ですよ。(TEXT:田久晶子)

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「武士の献立」公式サイト
江戸時代。“刀”ではなく“包丁”で、藩に仕えた武家。“料理”で動乱を乗り越えた、実在の家族の物語。上戸彩・高良健吾出演。
現在全国ロードショー中。

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クックパッドニュース編集部

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