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コラム

自分でハードルをあげない!料理初心者は「カット野菜」の併用から始めよう【働くパパがつくるごはん Vol.2】

それぞれのスタイルで無理せず料理を楽しむ、働くパパ5人のインタビュー企画の第2弾。一人暮らしをはじめたのをきっかけに、料理の魅力にどんどんはまっていったという堀 祐治さん。結婚後も朝食作りは堀さんの担当。さらに休日は朝だけでなく、昼食と晩ごはんも作っているのだとか。忙しい日々での料理づくりは大変ではないのでしょうか?「料理を続けるコツ」や「初心者でもできる料理の始め方」について伺いました。

料理を始めたきっかけは「一人暮らし」

料理をするようになったのは、15年前。きっかけは、一人暮らしを始めたことでした。もともと“料理をすること・食べること”が好きだったので、一人暮らしを始めたときも料理に対して抵抗はなかったです。小さいころから母が料理をする姿を近くで見ていましたし、盛りつけや片付けなどを手伝っていたからかもしれません

堀さんのカメラロールには、かわいい息子さんと自作料理の写真がたくさん!

それに、一人暮らしで外食ばかりしていると、栄養が偏ってしまうしお金もかかりますよね…(苦笑)。自分で作ったほうが体によいものを食べられるし、なによりご飯はビールを飲みながらゆっくり味わって食べたいので、なるべく家で作るようにしていました。

家にいるときは「家事全般」やってます!

結婚してからも、その考えは変わりませんでした。今は子どもが1歳4か月になり、妻は子育てが大変なので、家にいるときは料理はもちろん、そのほか洗濯、ゴミ出しなどできることは僕がやるようにしています。曜日で分担するというよりも、気づいたほうがやるなど、臨機応変に。あまり決め込まずにやっています。

基本的に、平日の朝食は毎日自分で作っています。朝6時半に起きてパパッと作り、7時半には会社に向かいます。メニューは、健康のことを考えて野菜多めにしたり、起きて10分くらいで作れるものを。そのおかげか体型も維持でき、健康診断もひっかかりません!

夫婦の朝ごはんメニュー。お子さんには、あらかじめ作って冷凍しておいたものを。

帰りは夜8時には家に帰って妻のごはんを食べていますが、その途中にスーパーに寄るのが楽しみ。平日の帰りは「割引シール」が貼られたお惣菜や野菜を目当てに(笑)。スーパーが大好きなので、自宅・隣駅のスーパーのチラシは欠かさずチェックしています。休日に家にいるときは、朝・昼・晩、料理の担当は僕ですね。

「カット野菜」から始めてみるのもいいかも!

きっと、料理が大変と思っている人って準備が面倒だし、味付けをどうしたらいいかわからない人が多いと思うんです。例えば、野菜を食べなきゃと思って丸ごと1玉のキャベツや白菜を買っても、どう使えばいいのかわからないと思うんですよ。でも、そこであきらめてしまうのはもったいない。そんなときは、「カット野菜」を使うことをおすすめします。切る手間も省けていいですし、余る心配もありません。難しい料理に挑戦しようとするのではなく、カット野菜から入って料理のハードルを下げるといいと思います。

カット野菜は包丁を使うのが苦手な人にもおすすめ。

僕も一人暮らしのときに「野菜炒め」から始めました。いきなり煮物や揚げ物などの難しい料理に挑戦してしまうと、途中で挫折してしまうので、始めはただ炒めるところから。キャベツだけからもやし、にんじんと少しずつ食材を増やしたり、味を変えていけばバリエーションも広がっていきますよ。

料理はチャレンジ!成功するとおもしろい

味付けに迷ったら、「Cook Do®」などの市販の合わせ調味料やソースを使うのもおすすめ。僕もお世話になっています!

堀さんのお家のストックたち。合わせ調味料は積極的に活用!

この前作ったのは、「豚肉の黒酢炒め」。パッケージに書かれている野菜だけでなく、冷蔵庫にあった、にんじんやしいたけも加えました。

アレンジすることで「自分で作った」というやりがいもアップします。

何を作ろうか迷ったとき、僕はクックパッドを使っていますが、食材からレシピを探すのではなく、調味料名や「Cook Do®」というワードで検索をしたりしています。そこから、「この野菜は合うかな?」と自分でアレンジしてみたりもして。もちろん「これは合わなかった…」ということもありますけど(笑)、それも発見になって楽しいです。

いつも料理をしない人は、始めは簡単なところからでいいと思います。カット済みの野菜も活用してさまざまな調味料を使用したり、奥さんに聞いたりしながら始めることで、食の大切さを知ることができるはず。そうすると、料理がますます楽しくなりますよ。

(TEXT:河野友美子)

堀祐治(ほり・ゆうじ)さん

パナソニック
システムソリューションズジャパン株式会社

今年で結婚10周年。1歳4か月の息子と3人で横浜市内に在住。小学生から家事手伝いを行っていたことが「食」に対するきっかけとなり、学生時代はスーパーでバイト。今では帰宅途中や休日にはスーパー巡りも。休日の趣味はJリーグ(川崎フロンターレ)の応援と、小学校から行っているスキーなど。

取材協力

「パパって、日本のポテンシャル」を掲げる「これからのパパ」についてのプラットフォーム。子育て中のパパや家族を研究し、企業の新たなマーケティング支援や、パパが楽しんで取り組める子どもとのコミュニケーション方法の開発などを行っています。

>>公式HPはこちら

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