気温や湿度が高くなってくるこの季節。食べ物が腐りやすく、食中毒がおきやすくなる時期でもあります。作ってから食べるまでに時間のあるお弁当は、普段から衛生管理に気をつけたいものですが、この時期には特に注意が必要です。
改めて知っておきたい、ホントはキケンな行動を5つご紹介。普段やってしまっていないかチェックしてみて下さい!
生のレタスなどのフレッシュな色はお弁当を素敵に彩りますが、良く洗っても食中毒菌が残っている可能性があります。
また、他のおかずに触れることで水分が引き出されることも。余分な水分は細菌を増やす恐れがあります。
お弁当に水分は大敵!野菜は加熱する、おかずカップを使って仕切る、など気温の高くなる夏場は特に注意が必要です。
調理時間の短縮や保冷剤がわりにと冷凍食品を解凍せずに入れるのは、自家製の冷凍おかずではおススメできません。市販の自然解凍で食べられる冷凍食品は、非常に厳しい衛生管理、適した製造設備の中で作られており家庭での調理では再現は難しいものです。
自家製の冷凍おかずは一度しっかり再加熱し、冷ましたものを入れるようにしましょう。
ごはんをしっかりと冷ましてから蓋をしめるというのは基本ですが、おにぎりを作るときも同じ事。熱々のごはんでおにぎりを作ると冷めにくく菌が増殖しやすい環境になってしまうので、少し冷ましてから作る様にしましょう。おにぎりを握る際には決して素手で握らず、ラップを使って作るようにしましょう。
お弁当におかずを詰める際、どのおかずも同じ菜箸で詰めてしまいがちですがこれもNG。 他のおかずの水分がついたり、塩分がついて水分を引き出したり、余分な水分が出る原因になります。菜箸はおかずごとに洗うか、キッチンペーパーなどて綺麗に拭いて使う様にしましょう。
仕上げのソース類も詰めたおかずからさらに水分を引き出す原因となります。 食中毒が心配なこの季節は特に、上からかけずに小包装になっているものを別で持っていく方が良いでしょう。
いかがでしたか?今一度、普段何気なくやってしまっていないか見直して、夏場のお弁当づくりの食中毒予防に役立ててくださいね!