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作りおきできる「薬味」が決め手の簡単副菜で暑い夏を乗り切ろう♪

作りおきレシピや常備菜のアレンジ方法など、毎日のごはんに役立つアイデアを、クックパッドでも人気の料理研究家・鈴木美鈴さんが教えてくれます。素材の味を大切にした心と身体にやさしい作りおき常備菜で、日々の料理をラクして楽しみましょう。

薬味で食欲を取り戻そう

食欲が落ちる夏のお助け食材といえば「薬味」。みょうがや大葉など夏が旬の薬味もたくさんあり、一年のうちで薬味をいちばん美味しく食べられる季節です。そこで今回は料理研究家の鈴木美鈴さんに、薬味を活用した作りおき副菜を教えてもらいました。

ミックス薬味がやみつきに♪

ピーマンが主役のうま塩サラダも「薬味を加えるだけでさっぱりとしてやみつきになりますよ」と鈴木さん。みょうがや大葉のミックス薬味とツナの効果でピーマンの苦みが和らぎ、箸が止まらなくなりそう!

お酢と薬味のさっぱりサラダ

大根ときゅうりのサラダにも薬味が合います。鈴木さんによると、「夏の大根は少し辛味があるので、薬味でさっぱり感が増します。お酢を使った料理なので、夏バテ防止にも役立ちますよ」とのことです。

ご飯にのせたいナスの薬味味噌

大葉やみょうがを加えた、ナスの味噌和え。「ご飯の上にのせたら、食欲がないときでもぱくぱく食べられますよ」と鈴木さん。ナスは塩を振るだけなので、火を使わないのも嬉しいですね。

定番のナムルも薬味でアレンジ

定番のきゅうりのナムルも、みょうがと生姜を加えることで夏らしい味わいに。「さっぱりとしていますがコクがあり、ビールのおつまみにおすすめです」と鈴木さん。

麺料理や冷奴のトッピングに

自家製のなめたけにも薬味をプラス。「麺料理や冷奴のトッピングにも最適なので、常備しておくだけで重宝しますよ」と鈴木さんもイチオシの一品です。

暑さで食欲が落ちていても、薬味をきかせることで不思議と食欲がわくことってありますよね。冷蔵庫に常備していればなにかと便利な薬味の副菜。うまく活用してしっかり栄養をとりたいですね!(TEXT:妹尾香雪)

「作りおきおかず」保存のルールをおさらい

保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。

  • 冷蔵庫や冷凍庫で保存…常温での保存は避ける
  • 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
  • 取り分け用の箸で取り出す…口に直接入れる箸や手でさわるのはNG
  • 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に食べきる
  • お弁当に入れるときはレンジで再加熱&完全に冷ます
  • 作った日付を記しておく

鈴木美鈴さん

料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式レシピエール。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪>>>鈴木美鈴さんのキッチン

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