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年末年始は親戚や友人との集まりが多く、いろいろな席で“刺身”がたくさん出てくることでしょう。ただ、おめでたいからとたくさん用意してくれたばかりに、余ってしまうなんてことも少なくはないでしょう。そんな時は、漬け丼にしてしまえばいいのです!!
漬け丼の代表格といえば、マグロ丼=鉄火丼ですね。幕末から明治時代初期頃に創作されたという説が有力です。当時から、酢飯を丼に盛り、もみ海苔を振りかけ、ワサビ醤油をつけたマグロのぶつ切りをのせるという今と何ら変わらない作り方だったそう。食材を余すことなく、細かいところまできちんと食べるという日本人の心が現れたような料理でもあるのです。
ちなみに「漬け」は毎年1月1日にクックパッドでググッと急上昇する検索ワード。元日のために用意したお刺身が余ってしまったことで、どうしようかと考えている人が多いのかもしれませんね。そんなとき皆さんを救ってくれるのが、ワサビ醤油ベースのタレに漬けるだけで簡単に作れる「漬け丼」なのです。
いかがでしたか?漬け丼のために、お刺身をちょっと余らしてもいいくらいに美味しそうですよね。最初は刺身、次に漬け丼、最後に漬け茶漬け—もう、これで決まりですね!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『たべもの起源事典』(東京書籍)
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