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コラム

お米はどこからやってきた!?子どもと一緒につくる「新米のおにぎり」【おりょうりえほんvol.14】

子どもたちの健やかな成長を支える基礎として、食に関する知識と食を選択する力を養う「食育」が重要と言われています。といっても、一体何から始めたらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで、子どもが大好きなメニューのレシピと合わせて、クックパッドの食育絵本サービス『おりょうりえほん』から、家庭でも手軽にできる食育メソッドをお届けします。

料理ではなく「お話」で好き嫌いを克服できる!?

毎日の食事は子どもの成長に影響するからこそ、食べ物の好き嫌いや偏食に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?せっかく栄養を考えて作ったごはんを食べてくれないと、ついイライラしたり、落ち込んだりしてしまいますよね。

とはいえ、野菜を細かく刻もうが、甘い味付けにしようが食べない時は意地でも食べないのが子ども。そんな時は、「料理」になる前の「食材」のお話をしてあげるのがおすすめです。

普段口にしている食材がどう作られているかは、案外大人も知らないもの。子どもであれば尚更です。一緒に楽しみながら食材の生い立ちを知ることで、子どもの好奇心を刺激して、毎日の食事をもっと楽しめるようになるかもしれませんよ。

食への「ありがとう」の気持ちを育む

子どもが興味を持つような食材のお話をどうやって仕入れればいいんだろう?と思った方におすすめしたいのが、クックパッドの食育サービス『おりょうりえほん』が提供する絵本です。

今回ご紹介する、「おいしくなーれのきもち」では、スーパーで買うお米や果物がどうやって作られているのか、子どもが持った素朴な疑問に母親が答えてあげるというストーリーが1冊の絵本にまとめられています。

私たちにとっては身近な食材のお米ですが、地域によっては田んぼを見たこともない子どもに、スーパーで売っているお米がどこからきているのか説明するのは至難の業ですよね。

この絵本は田んぼをイメージできるように写真で紹介したり、おいしいお米になるまでの農家さんのお仕事を季節とともにイラストでわかりやすく描いています。

お米は農家さんが作ってくれます

お米は4月に種まきをしてから半年間かけて、大切に育てられ9月に収穫されます

感受性豊かな子どもたちが、生産者の方のことを知ったら、「ありがとう」という感謝の気持ちが芽生え、食への興味をより強めてくれるかもしれません。

絵本「おいしくなーれのきもち」では、畑や田んぼを実際に見る機会の少ない子どもたちによりリアルに理解してもらうため、写真とイラストを併用しています

食材に興味が湧いてきたら、やはりその食材を調理して食べてみたくなるもの。子どもにも身近なお米を炊いて、おにぎりを一緒に作ってみてはいかがでしょうか。今の季節はちょうど新米が出回るため、いつもとは違う発見があるかもしれませんよ。

お鍋で炊いてお子さんと一緒に香りを楽しもう

お米と具材を混ぜる作業はお子さんに♪

※ 記事のメイン写真はこちらのレシピをイメージして選定させていただきました。


子どもが食べられるように、料理を工夫することも大事ですが、食材のお話をしてあげることで興味を持ってくれる場合もあります。

食材について親子で話した後は、一緒にお買い物したりごはんを食べる時は「お米、もちもちでおいしいね〜」と子どもに語りかけながら食べると、子どもも真似をしてくれるなんてことも。

親だけで解決しようとせずに、子どもと一緒に楽しむことを意識してみるのも好き嫌い克服への第一歩。お困りの親御さんは、ぜひ試してみてくださいね。

『おりょうりえほん』について詳しくはこちらから!

クックパッドが監修するオリジナルの食育絵本が毎月1冊届く有料サービスです。 絵本で楽しく気軽に食育してみましょう!

絵本「おいしくなーれのきもち」

ママが子どもと一緒に、お米や果物ができる過程を学ぶストーリー。食べ物の成り立ちを知るだけでなく、食材や作り手への感謝の気持ちも育む一冊です。

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