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コラム

秋の味覚を味わい尽くす!ほろっとおいしい「旬の鮭」の作りおき

作りおきレシピや常備菜のアレンジ方法など、毎日のごはんに役立つアイデアをクックパッドでも人気の料理研究家・鈴木美鈴さんがご紹介。素材の味を大切にした心と身体にやさしい作りおき常備菜で、日々の料理をラクして楽しみましょう。

お弁当のおかずにも活躍間違いなし!

秋の代表的な魚といえば、「鮭」ですよね。1年中いつでも手に入る鮭ではありますが、この季節は「秋鮭」と呼ばれる種類が多く出回ります。そんな鮭をもっと手軽に食べたいという方には作りおきがおすすめ! 夕食のおかずはもちろん、お弁当にも活躍してくれるので、冷蔵庫に常備していれば便利ですよね。そこで料理研究家の鈴木美鈴さんに、鮭を使った作りおきレシピを教えてもらいました。

焼き鮭のおいしい冷凍保存のポイント

まずは基本の「焼き鮭」から紹介します。焼き鮭はなんと冷凍保存もOK! 鈴木さんいわく、「ラップにひと切れづつ包んで冷凍保存すると、必要な量だけさっと取り出せて便利。もちろん焼きたてがおいしいのですが、お弁当などには本当に助かります。」とのことです。


ガーリック醤油味でごはんも進む!

フライパンでカリッと香ばしく焼きあげ、「ガーリック醤油」で照り焼きにした1品。「いつもの塩焼きに飽きたらぜひお試しください。パンチが効いた味でご飯がとてもよく進みます」と鈴木さん。


じゃがいも入りのボリューム煮込み

甘くてコクのある「味噌バター煮込み」。鈴木さんによると、「じゃがいもと合わせることでボリュームが出て、食べごたえバッチリ! 家族も満足してくれそうです」とのことです。


お財布にもやさしい豆苗の和え物

豆苗好きにはたまらない副菜。「野菜がたっぷりいただける身体にやさしい和え物です。そしてお財布にもやさしいのがうれしい!」と鈴木さんもイチオシです。


小松菜入りの栄養たっぷりソテー

定番の鮭のソテーも小松菜と一緒ならヘルシーに。「フライパンひとつでパパっと炒めるだけの簡単レシピ。小松菜と粉チーズでダブルのカルシウムがとれるので、育ち盛りのお子さんにおすすめです」と鈴木さん。


いかがでしたか?調理法が違えば、毎日鮭料理が続いても飽きませんね。スーパーで秋鮭を見つけたらぜひお試しください♪(TEXT:妹尾香雪)

「作りおきおかず」保存のルールをおさらい

保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。

  • 冷蔵庫や冷凍庫で保存…常温での保存は避ける
  • 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
  • 取り分け用の箸で取り出す…口に直接入れる箸や手でさわるのはNG
  • 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に食べきる
  • お弁当に入れるときはレンジで再加熱&完全に冷ます
  • 作った日付を記しておく

鈴木美鈴さん

料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式アンバサダー。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪>>>鈴木美鈴さんのキッチン

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