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コラム

わずかな水とフライパンで完成!?黄身がしっとりおいしい「ゆで卵」を作ってみた

【話題のレシピ、試してみた Vol.10】世の中で流行っているレシピや、クックパッドニュースで人気を集めたレシピ。料理の楽しさを発信しているクックパッドアンバサダーのみなさんが、気になるレシピを実際に試してレポートします。今回はaimエイムさんが、茹でないゆで卵に挑戦!

突然ですが。

皆さん、ゆで卵はどうやって作っていますか?

我が家は家族みんな卵好きなのでよく作るのですが、今少量の水で作るゆで卵が人気らしいですね!

そもそもゆで卵って『水から茹でる派』か『沸騰してから茹でる派』の論争はあっても、お鍋とたっぷりのお湯ありきだと信じて疑いませんでした...。これは気になる! ということで早速試してみたいと思います!

使う水はたったの“100ml”

レシピの材料を見ると、卵の個数は決まっておらず『作りたいだけ』となっています。何個でもOKだなんて、なんて魅力的! 欲張る気持ちを押さえつつ、今回は私もレシピ作者さんの写真と同じように2個で試してみます。

また、せっかくなのでいつも通りにお鍋で作るゆで卵も一緒に作って比べてみますね。

写真からもわかるように、今回のレシピで使用する水は100mlと非常に少ないです。大好きなゆで卵を失敗したくない一心で思わず水を足したくなりましたが、ここはグッとこらえて我慢我慢...。

いつものように鍋で茹でる作り方だと、卵がかぶるまで水を入れるため、今回は鍋に1Lの水を入れました。100mlと1L。この茹でない作り方だといつもの10分の1の水で作れるんですね。節水にもなってとってもエコです!

短い加熱時間&放置で完成!

レシピ通り、卵と100mlの水を入れてフタをして強火にかけていきます。

加熱して30秒過ぎたあたりからフツフツと沸騰し始め、ちょうど1分くらいでフタの横から蒸気が出始めました。このタイミングで弱火にして今回は4分加熱してみます。

弱火で4分経ったので火を止めました。レシピだとこの状態で5分以上放置で出来上がりとのことです。早いですね!

一緒に作り始めた茹でて作るゆで卵はまだ加熱中です。

ゆで卵作るのって結構加熱が長いので、地味にストレスだったりしましたが(笑)、今回試している茹でない作り方だと加熱時間が短くて助かりますね。これはありがたい!

10分経ったので、早速割って食べてみます。

おぉー! 茹でない作り方のゆで卵、黄身がと~ってもしっとりしています! なめらかな感じが写真からも伝わるでしょうか? これはおいしそうですね!

ゆで卵って、黄身はパサパサしているのが当たり前かと思っていましたが、作り方を変えるだけでこんなに変わるんですね! このゆで卵で漬け卵やポテトサラダ、タルタルソース等を作ったら、今までとはまた違ったおいしさが発見できるかも知れません...。この作り方、新定番になりそうです。

半熟卵作りにもチャレンジ!

レシピ作者さんが、『余熱時間を変えると半熟卵が作れる』と紹介してくださっているので、私もチャレンジしてみたいと思います!

先ほどと同じように、沸騰するまで強火→蒸気が出たら弱火で4分加熱。その後、今回は半熟卵にしたいので、加熱終了後すぐに卵を取り出してみました。

トロトロ~!

予想以上にトロトロなのは、殻がむきやすいように加熱後すぐ冷水に当てて冷やしてしまったからかも知れません。

でもこれは2回目以降作る時の時間の目安になりそうですね。皆さんもぜひ自分好みの加熱時間を見つけてみてくださいね。

まとめ

今までゆで卵を作るとなると、数個の卵のためにたっぷりのお湯を用意しなくてはいけなかったのですが、このレシピで作ると、水も少量で済むし、加熱時間も短いので、水道やガス電気の節約にもなりとってもエコですね。

また、肝心のゆで卵ですが、この作り方だと黄身がしっとりなめらかに仕上がったので、いつものゆで卵なのに高級感が増した気がしました。これからはこのレシピで作ったゆで卵を使って、いつものお料理もワンランクアップさせてみたいです!

卵、フライパン、水だけでチャレンジできるレシピなので、皆さんも是非お試しくださいね!

執筆:aimエイム(クックパッドアンバサダー2022)

普段は学校司書として本と子どもに囲まれた生活も送る、ダブルワーク料理家。
2年通った料理専門学校では、各国料理/製パン/製菓/栄養学等みっちり叩き込まれた為、教科書的知識にも自信あり。出産を経てからは、「いかにラクして、手早く、おいしいものが作れるか」に楽しみを見出し、現在は超偏食長女の攻略にも奮闘中。各種企業にレシピ提供あり。

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