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コラム

お皿の選び方も重要だった!「グラタン皿の焦げ」を簡単キレイに落とす方法はこれ

【掃除職人のキッチンきれい術vol.5】チャンネル登録者数25万人超えのYouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」をご存じですか? ハウスクリーニング、ビル清掃などお掃除に関わる仕事に携わって35年以上のきよきよさんが、様々なお掃除の仕方を分かりやすく紹介しています。そのきよきよさんに、クックパッドニュース読者から寄せられた“キッチン周りのお手入れ&お掃除HowTo”に答えていただきます!

グラタン皿の焦げの落とし方

~第5回目の相談~

「子どもが好きでグラタンをよく作るのですが、洗う時に皿の焦げを落とすのが大変です。簡単に落とす方法はありますか?」

食欲の秋、肌寒さを感じるようになるこの時期は、温かい食べ物が食卓に並ぶようになります。グラタンのように焦げのせいで洗い物が大変な食べ物もありますよね。この相談、簡単な解決方法はあるのでしょうか。

つけ置きで洗い物が時短に!

お皿についた焦げは、重曹を入れた熱いお湯(65℃程度)に漬け置きすると取れやすくなります。状態にもよりますが、だいたい30分〜1時間ほどの漬け置きをすれば、ほどんとの焦げは1回で取れます。

焦げにおすすめの洗剤は?

漬け置き洗いにおすすめなのは、アルカリ性の洗剤か重曹です。換気扇などの油汚れを落とすマジックリンのような洗剤でも大丈夫ですが、食器用洗剤ではない洗剤に漬け置きすることに抵抗がある方は、重曹を使ってください。

焦げがつきにくくなる方法はある?

お皿自体が焦げつかないようにする方法というよりも、お皿の素材選びが大切だと思います。例えば、フッ素加工されているお皿は、しっかりコーティングがしてあるので焦げがつきにくいです。グラタン用のお皿は、焦げがつきにくい素材のものを選ぶことで、洗い物がグンと楽になります。こういった素材のものは、例えコゲがついたとしても取れやすいので、漬け置きする必要もないのです。

しつこい焦げの落とし方

すでに使っているお皿が焦げつきやすく、漬け置きでも取れないという場合はコゲを削るしかありません。その場合におすすめなのが、100円ショップでも購入できる「焦げ取りスポンジ」です。これは、本当に楽に焦げが取れるので、1つ購入しておくと便利です。家にあるものを使いたいという場合は、プラスチックのヘラ、もしくは割り箸を使ってこそげ落とすこともできるので試してみてください。

(TEXT:上原かほり)

画像提供:Adobe Stock

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お掃除職人きよきよさん

ハウスクリーニング、ビルの清掃 、ショッピングセンターの清掃などさまざまな場所でのお掃除を約35年間経験してきたお掃除のプロ。 2016年に、YouTubeチャンネル「お掃除職人きよきよ」を開設。当初は清掃業者に多く視聴されていたが、次第にプロの技を学びたい一般の視聴者が増えていき 、人気チャンネルとなる。登録者数は24万人を超える(2022年6月現在)。 毎週金曜日の夕方に更新される動画は、「落ちにくい汚れがキレイに落ちる!」とプロから一般の方まで幅広く支持されている。

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