【Twitterでバズったごはん Vol.87】市販品などを上手に使い、ササッと作れておいしいレシピが日々投稿されているTwitter。その中から、とくに話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。
Twitterでバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第87回目に注目したのは、れぴらさんがツイートした「2023年のスイーツおせち」です。
以前も取り上げたれぴらさんが作る「スイーツおせち」。昨年よりも10品以上多い全43種類のお菓子を詰め込んだ2023年の「スイーツおせち」のツイートが話題になりました。では、ツイート主のれぴらさんに詳細を伺ってみます!
𝐇𝐚𝐩𝐩𝐲 𝐍𝐞𝐰 𝐘𝐞𝐚𝐫 🐰🎀
— れぴら January 1, 2023
2023年のスイーツおせちは43種類の
たくさんのお菓子を詰め込みました🧁🌼
今年もたくさんのきらきらな美味しい
スイーツ作れるように頑張ります!🧸⋆꙳
2023年もよろしくお願いしますっ₍ᐢᐢ₎·° pic.twitter.com/0imO8LbcnM
−−三段重に43種類ものお菓子が詰め込まれていて、とても豪華なおせちのようですが、各段の主な中身は?
れぴらさん:壱の重は抹茶フィナンシェやいちごカヌレ、うさぎのアイシングクッキーなどです。弐の重はマカロンやバターサンドクッキー、おせちアイシングクッキー12種など。参の重はいちごのムースケーキやモンブランなどです。
−−できれば一品、簡単なレシピを教えていただけますか?
れぴらさん:「いちごのムース」は、いちご、砂糖、生クリーム、ゼラチンの4つの材料で工程も少なく、とても美味しく作れます。レシピはクックパッドで調べるとたくさん出てくると思うので、ぜひ作ってみてください。生クリームの固さやゼラチンの入れる量を少し変えるだけで、自分好みの食感のムースを作ることができるのでおすすめです!
−−今年の「スイーツおせち」のなかで、お気に入りの一品は何ですか?
れぴらさん:今回もっとも時間をかけてこだわって作った「おせち風クッキー」です。 数の子のプツプツ感やえびや魚のリアルさもこだわりました。もともとアイシングクッキーが超苦手分野で、こんなにたくさんのアイシングクッキーに挑戦したこともなかったので、アイシングクッキーだけで10時間以上かかってしまいました。大変でしたが、苦手なことに挑戦できてとてもいい機会になりました。
−−伊達巻やかまぼこもリアルでしたね。ほかにも卯年にちなんで、可愛らしいうさぎのアイシングクッキーも入っていましたが、上手に作るコツはありますか?
れぴらさん:クリームの固さに気をつけることです。目や文字の部分など、しっかりと形を残したい部分は水分を少なめにしてクリームを固めにし、逆に跡を残さずに塗りつぶしたい時はクリームを緩めに作るように気をつけています。
−−今回バズったことで反響はありましたか?
れぴらさん:たくさんの方に見ていただけてとても嬉しかったです。もっともっと私の作ったお菓子を見てもらいたいので、少しでも多くの方の心に刺さるようなお菓子を作れるように頑張りたいと思いました。
−−最後に、2023年の抱負を教えてください
れぴらさん:作ったことのないお菓子に挑戦したり、苦手なことに挑戦したりする年にします。自分の結婚式もあるのでウェディングケーキのデザインを考えることや、フェイクスイーツにも挑戦し、今までで一番いい作品を作り、一生の思い出に残るものを作れるように頑張りたいと思います!
昨年よりもさらにレベルアップをした2023年の「スイーツおせち」。見ているだけで幸せな気分になれますよね。お重に入っていた「いちごのムース」や「アイシングクッキー」を上手に作るコツも教えていただいたので、ぜひみなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
(TEXT:山田周平)
れぴらさん
22歳、1歳の男の子ママ、製菓衛生師取得。日々のお菓子作りをツイートで記録している。将来は自分のオンラインショップでお菓子を販売することが夢。