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【実は秘伝の書】化粧品の成分表、見たことありますか?

季節の変わり目、生活の変化などの影響を受けて肌の状態は日々変化するもの。そんなときはスキンケアを見直す絶好のチャンスととらえてみませんか?美容ライター・中島祐美さんが、スキンケアについて知っておきたいことをお話します。

いつもと同じように、いつもと同じ化粧品でスキンケアをしているのに、肌が荒れてしまうことがありませんか?
肌が過敏になりすぎて、化粧品の刺激が強すぎるのかもしれません。
そんなときは、化粧品の容器の裏や箱の裏に書かれた成分名をチェックしてみましょう。

アルコールがどの位置に書かれているかをチェック

成分表には、その化粧品に配合されている成分のすべてが、量の多いものから順番に書かれています。
真ん中から上の方にアルコール(エタノール)の文字があったら、過敏になっている肌には刺激的かも。
ただし、植物などから必要な成分を抽出するときに、アルコール(エタノール)を使う場合があります。成分表の最後の方(いちばん最後か後ろから2~3番目くらい)でしたら、それほど量は多くありません。

無添加の化粧品は何が無添加?

“無添加“といっても、すべての添加物が排除されているワケではありません。例えば、「合成着色料無添加」とか、「合成香料無添加」、「パラベンフリー」など、“無添加”をうたっている化粧品は、添加していない化合物の種類が明記されています。
肌が荒れて過敏になっているなら、添加物の数が少なく、低刺激なものを選ぶといいでしょう。
ただ、添加物の内容は成分表からだと分かりづらいので、パッケージに書かれている「合成着色料は無添加」などの文言もチェックしてください。

「いつも使っている化粧品には愛着があるから、使うのを止めたくない」という気持ちも分かります。ですから、肌にやさしい化粧品を“お守りコスメ”にして、生理前後や肌荒れがひどいときに使ってはどうでしょう?
何よりも大切なのは、「つねに肌の状態に合わせたお手入れをする」ということ。いつもと違うと感じたら、ぜひ化粧品を見直してみてくださいね。

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