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【管理栄養士おすすめ】日焼けからお肌の回復をサポート!「ひき肉×パプリカ」おかず

クックパッドニュース編集部

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日焼け肌のケアに!パプリカ×ひき肉おかず

夏は紫外線でお肌のダメージが多い季節。日焼け止めや化粧品でのケアのほか、食事で内側からケアすることも大切です。肌ケアにおすすめの食材の中でも特にこの時期におすすめなのがパプリカとひき肉。簡単にできるメニューでお肌のケアをサポートすることができますよ。

パプリカは栄養の宝庫

パプリカは野菜の中でも比較的たくさんの種類のビタミンや栄養素が含まれています。中でも夏の肌ケアにおすすめな栄養素がビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つのビタミンです。

肌の健康を守るビタミンA

パプリカに含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは肌や粘膜を健康に保つ働きがあります。また、ビタミンAはβカロテン以外の成分からも変換されますが、最も効率よくビタミンAに変換されるのがβカロテンです。

美肌といえばビタミンC

ビタミンACEの中でも特に肌ケアに重要なのがビタミンC。夏に浴びた紫外線はシミの原因になるだけでなくシワやお肌のハリにも影響があるとされています。

ビタミンCは肌の代謝を促してシミの原因であるメラニンができるのを防ぐ働きがあります。更にコラーゲンを作るのを助けたり、お肌の代謝を助けてくれる働きもあるため、紫外線ダメージを総合的にケアできる成分ということができます。

血行をよくするビタミンE

ビタミンEは血行を促進する働きを持っています。血行が良くなることでシミの素であるメラニンの排出を助けたり、お肌にとって必要な栄養素をしっかりと行き渡らせることができるのです。

3つのビタミンを同時に摂ると抗酸化作用がアップ!

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEはいずれも抗酸化作用があります。この抗酸化作用はそれぞれのビタミンを単独で摂取するよりも、3つ一緒に摂った方が相乗効果で働きが高まると言われています。

ひき肉と合わせて脂質とたんぱく質をプラス

お肌の原料はたんぱく質

ひき肉にはたんぱく質が含まれています。そしてお肌の原料となるのはたんぱく質です。お肌に限らず体内のたんぱく質は日々入れ替えが行われているので、食事からの摂取はとても大切。

いくらビタミンを摂取しても、原料となるたんぱく質が不足していては夏のダメージからお肌を回復させることはできません。特に女性はたんぱく質が不足していると言われており、小分けに摂取することが大切です。

脂質でビタミンの吸収アップ

お肌のケアに重要なビタミンACEの内、ビタミンAとビタミンEは油に溶けやすいビタミンで脂溶性ビタミンと言われています。脂溶性ビタミンは油と一緒に摂取することで吸収されやすくなります。

パプリカには脂質がほとんど含まれていませんが、一緒に油を摂れば吸収はアップします。そこで脂質を適度に含むひき肉と合わせることがおすすめなのです。

夏のダメージケアに!パプリカ×ひき肉おかず3選

3つのビタミンを含むパプリカとひき肉を使ったおかずを厳選しました。辛いものや香辛料を多く使ったものはお肌への刺激になるので、やさしい味付けのものがおすすめです。

とろーりチーズかけ肉詰め

ミートボールとパプリカトマト煮

中華風!春雨炒め


パプリカ×ひき肉おかずで夏を乗り切ろう!

パプリカはちょっと手の出しにくい食材ではありますが、調理は意外と簡単で味のバリエーションも豊富です。夏のお肌のダメージが気になると思ったら、パプリカ×ひき肉のおかずをぜひ作ってみてくださいね!

永吉みねこ

フリーランス管理栄養士。献立・レシピ・栄養バランスが即キマる! 即決バランスクッキングスクール代表。「忙しくてもちゃんと簡単に自炊」をサポートするコンテンツ・レシピを提供。延べレシピ開発数は1400以上。

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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