四季が豊かな日本には、果物の旬も移り変わります。旬の果物のおいしさを子どもにもぜひ伝えていきたいですよね。親子で語る季節のお便りシリーズ、7月の果物についてぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。
桃太郎でもおなじみの桃は、中国からやってきた。中国では3000年も昔から食べられていたんだって。
桃はとっても傷みやすい。手で押したりするとすぐ跡になって、そこから傷んでしまったりもするんだ。桃を持つときはそ〜っと持とうね。
桃にも仲間がたくさん。このネクタリンも桃の種類の1つなんだよ。
丸くてお尻みたいな形をしているよ。ピンク色の皮の中に黄色っぽい実が入っている。皮をよく見ると産毛が生えているのがわかるよね。
木になっているよ。
とっても甘い。甘くてさわやかな香りもかいでみて。桃がもっとおいしく思えるよ。
「すももも桃ももものうち 桃もすももももものうち」って早口言葉、言えるかな?
すももと桃って名前が似ているよね。すももっていう名前は「すっぱい桃」ということからつけられたらしいよ。名前だけでなく、形も似ているよね。
でも、すももと桃は違う植物なんだって。ややこしいね。
すももにはさまざまな種類があるんだ。これは一番よくある大石早生というもの。
このソルダムっていうのもよく見るね。ソルダムはもともと日本のすももがアメリカにわたって作られたものなんだって。ここまでが日本のすももだね。
プルーンというとよくジャムや干したものを見るけど、生でも食べられるよ。これは西洋のすももなんだって。
子どもの片手にのるぐらいの大きさで丸い。色は種類によっていろいろだけど、赤や緑、紫色の皮の中に、黄色から赤っぽい実が入っているよ。
木になっているよ。
「すっぱい桃」という名前のとおり、とってもすっぱい。だけど、よく熟したものは甘くて、汁もたっぷりでおいしいよ。