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甘~く煮た油揚げの中に、具の入った酢飯を入れて作るいなり寿司は、子供にも大人にも人気のレシピ。手軽にサッと食べられるので、ピクニックやお弁当、パーティなどのおもてなしメニューとしても人気ですよね。今回は、そんないなり寿司を美味しく作る秘訣をリポートします♪
4月17日放映のNHK「あさイチ」をご覧になった方はいらっしゃいますか? 今回は春にピッタリの華やかな「いなり寿司」がテーマ。京料理の心を伝える料理研究家・大原千鶴さんが、いなり寿司を作るときにありがちなお悩みに答えてくれましたよ。まずお悩みで多いのが、油揚げに味が染みないというもの。大原さんによれば、その悩みを解決するには2つのポイントがあるそうです。それはどんなコツなのでしょうか?
まずは油揚げを麺棒でよくしごいておくこと。そうすることで後でごはんを入れるときに、詰めやすくなるのだとか。もうひとつのポイントは、グラグラ煮立ったお湯で、しんなりするまで1分間加熱してしっかりと油を抜くこと。そうすることで、味が染みやすくなるそうです。すごく簡単なコツですが、これだけで全然違ってくるらしいのでぜひお試しを。
油揚げを美味しく煮るコツも教えてくれましたよ。それはたっぷりと砂糖を入れること。こんなに入れていいの?と戸惑うかもしれませんが、実はしっかりと砂糖を入れることで美味しさがアップ。簡単な分量が紹介されていたのでご紹介しますね。
●いなり寿司20個分
すし揚げ(なければ普通の油揚げ)10枚
水 300ml
みりん 大さじ4
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ6
すし揚げを先ほどご紹介したようにめん棒でしごき、しっかりと油抜きをしたうえで、上記の調味料を合わせた煮汁に入れ、落しブタをして、強めの弱火で15分ほど煮ます。
油揚げや椎茸などの乾物は、しっかり冷ましたほうが味が染みて美味しくなるのだか。おいなりさん用の油揚げも、煮たら冷蔵庫でひと晩冷やしておくのがオススメ。
お次は酢飯作り。まずは米3合にダシ昆布をのせ、600mlの水で炊いておきます。ごはんが炊けたら温かいうちに、すし酢で混ぜることが大切。
米三合につき、米酢大さじ6、砂糖大さじ3、塩小さじ1の分量がベスト。
あとは煮込んだ具を混ぜたり、ダシ汁で味をつけた絹さや、甘酢漬けにしたレンコン、サッと煮たエビなどお好みでトッピングすれば完成!
いなり寿司って難しそうだと思っていましたが、コツさえきちんと押さえれば、意外に簡単にできてしまうとわかって感動! お出かけが増えるこれから季節には、持ち運びも簡単で見栄えのいい「いなり寿司」は重宝しますね。クックパッドにもステキな「いなり寿司」のレシピがたくさん。いくつかピックアップしてみましょう。
いかがでしたか?意外に簡単に作れるいなり寿司。さっそく作って、ピクニックやレジャーに出かけては? (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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