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V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
ホットプレートやフライパンで、手軽にできるお好み焼き。休日のランチや女子会、ホームパーティなどでも人気のメニューですね。簡単に作れるけれど、実は生地がパサパサしたり、べチャッとしてしまい、なかなかうまくできないという声も聞きます。今回は、まるでお店で食べるようなふわふわのお好み焼きの作り方をご紹介しますよ。
11月5日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になった人はいらっしゃいますか?人気の料理コーナー「解決!ゴハン」に寄せられたのは、「お好み焼きが上手にできない」というお悩み。料理研究家のコウケンテツさんが、お店で食べるようなふわふわのお好み焼きの作り方を伝授してくれましたよ。いくつかコツがあるので、さっそくご紹介しましょう。
まず一番大事なのは、生地作り。ボウルにザルでふるった小麦粉を入れ、冷ましておいたダシを加えながら、ゆっくりと溶いていきます。ここで大事なポイントが。ダシは熱いままだとグルテンが出て、ダマダマになってしまうので、常温ぐらい冷ましてから使うことが大切。
全体がしっかり混ざったら、豆乳をイン。大豆の成分でふわふわ感が出るのだとか!
軽く混ぜた生地にラップをして、冷蔵庫で1時間ぐらい寝かせます。生地は、寝かせることでしっとり感が出るそうですよ。
次はキャベツです。中葉と外葉にわけ、1㎝弱の粗みじん切りにします。ここでも大事なポイントが。キャベツはラップをしないで、冷蔵庫で生地と同じく1時間寝かせます。ラップをしないことで、キャベツに含まれる余分な水分がなくなって、お好み焼きが美味しくなるのだとか。
いよいよ生地を作りますよ。あらかじめ生地を大さじ2程度残し、小さなボウルに半量ずつ生地を入れたら、塩としょうゆ、すりおろしたやまといもを加え、空気を含ませるようにサッと混ぜます。
そこに粗みじん切りしたキャベツ、わけぎ、紅ショウガ、桜エビ、卵を入れます。この後混ぜるのですが、実は混ぜ方も重要。空気を入れるように、スプーンで15秒間だけ混ぜます。混ぜすぎるとべチャッとなってしまうので、混ぜにくい小さな器に入れたほうがいいのだとか。確かにお店では、小さな器に山盛りの具をのせた生地を出しているところが多いですよね。
生地の準備が終わったら、いよいよ焼いていきますよ。フライパンにサラダ油を引いて中火で熱したら、上に積み上げるように生地を流し入れます。ふちだけ整えたら、絶対に上からたたいたりしないでくださいね。ここで上に豚肉を並べ、軽く塩をふったら、ここで残しておいた生地を大さじ1まわしかけましょう。
ここで大事なのは、フタをして蒸し焼きにすること。ふちがこんがりとしてきたら裏返し、再びフタをして弱火で4~5分間蒸し焼きにします。
フタを取って再度裏返したら、サラダ油を少し加えてこんがりと焼いていきますよ。
マヨネーズ、練りがらし、ウスターソース・中濃ソース・とんかつソースの3種の合わせソースを塗ります。仕上げに削り節、青のりを散らせば出来上がり!
お好み焼きってつい焼いているときにいじりたくなってしまうけれど、コウさんいわく極力表面をいじらないことが大切なんですね~。生地にしょうゆややまといもを入れたり、あまり混ぜないなど、簡単だけど重要なポイントがいっぱいありましたね。
クックパッドにもふわふわのお好み焼きを作る参考になりそうなレシピがありましたよ。いくつかピックアップしましょう。
いかがですか?どれも簡単なテクニックですが、そこを押さえるだけで美味しくなってしまうから不思議。さっそくとっておきのテクニックを使って、ふわふわのお好み焼きを作って、味わってみてくださいね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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