収納をする時にしておくと良いですよと言われる”ラベリング”。「中身が分かりやすくなり、探し物が減るんだろうな」と思いつつ、面倒だし字も汚いし「まあいいか」となっていませんか。もったいないです。
ラベリングは、ラベリングした自分だけでなく、その場所やモノを使う全ての人にとても役立つ方法です。ラベリングすることで得る事ができる「3つの効果」について、お伝えします。
たまには料理をしてあげよう、と思ったご主人。調味料が置いてある場所はわかるけれど、どれがどれなのかよくわからない…。結局奥様を呼び、奥様が作る事にとなってしまった!となってしまったら、せっかくのご主人の気持ちも無駄になってしまいそうですね。
特に調味料は中身が見えていても区別がつきにくく、ラベリングが大切です。誰が見てもわかるようにラベリングをしておけば、探す、確認するといったムダな時間を作らずに済みます。
モノを使って元の場所に戻すとき、「どこだったかな」と迷うと「もういいや」と、その場置きになってしまいます。
ラベルがあると戻す場所を見失わず、自然とモノが元の場所に収まります。家族だけでなく、例えばお友達の家でも、ドライヤーを借りたもののどこに戻したら良いのかわからない、となるとお互いにちょっとしたストレスがかかってしまいますね。ラベリングされていれば、気持ちよく片付けることができます。
人は、「これは○○」と書いてある”文字”が目に入ると、中身と違うモノは入れにくくなるという心理が働きます。
例えば、電車に乗った時に、優先席と普通席が両方空いていたとしたら、自然と普通席に座ります。駐車場に車を止める時、“バス”と書かれたスペースには止めないですね。これこそがラベリングの効果なのです。
ラベリングしておくと、自然にモノが混ざりにくくなり、片付けが楽になりますよ。
ラベリングで大切なのは、相手に伝わること。その場所やモノを使う人が、見てわかるように心がけましょう。意識せず使えるようになっていれば、”かたづけこびと”も現れやすくなります。あなたのお宅にも、”かたづけこびと”が現れますように。
あなたのいえの「かたづけこびと」、そだててみませんか?
使いやすいという事は意識しなくても使えるという事。それがʺかたづけこびとʺ。目指すのはʺかたづけこびとʺが現れる部屋です。
ブログ:かたづけこびとのみつけかた