冷やし中華、そうめん、アイスクリーム、かき氷…夏と言えば、冷たくて清涼感のある食べ物を体が欲すると思います。ただ、夏であってもアツアツの鍋が食べたいという方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方たちにオススメの夏の3つの鍋をご紹介します。クックパッド管理栄養士のレシピ解説付きです。
暑い夏にはどうしても冷たい食べ物が食べたくなりますね。ただ、筆者もそうなのですが、夏であっても汗をいっぱいにかきながら、アツアツの鍋が食べたいと思う時がたまにはあるのではないでしょうか。材料を切って鍋で煮込むだけで簡単に作ることができ、いろいろな具材のダシが出ているから美味しいし…やっぱり夏でも鍋は恋しいものです。冬の鍋には冷えた体を温めるといった効果があるのでしょうが、夏に鍋を食べることにはどんなメリットがあるのかと思い、クックパッドの管理栄養士さんに聞いてみると…
「暑い夏といってもほとんど1日中エアコンの効いた室内にいるにもかかわらず、冷たい飲み物や食べ物を沢山摂ると夏の体は意外と冷えています。冷えは代謝を落とし、むくみや夏太りの原因に。また、冷たいものばかり食べていると胃の働きが悪くなり、消化不良を起こしやすくなります。温かい鍋を食べて体の中から温まり、元気に夏を乗り切りましょう!」
とのことです。“夏の鍋”は栄養・健康面においても、しっかり推奨できるメニューのようですね。それでは、オススメの夏鍋をご紹介しましょう!
「夏野菜の代表格トマトを使ったビタミンカラーの鍋は見て食べて元気が出ます。海老に含まれるタウリンは栄養ドリンクに配合されているほどの疲労回復効果があります。」(クックパッド管理栄養士)
海老とトマトがとてもイイダシを出してくれそうですね。お好みで季節の夏野菜をプラスすると、さらに美味しくいただけそう。
「話題の塩レモンをつけダレにした豚しゃぶ鍋はレモンのクエン酸、豚肉のビタミンB1で夏の疲れを吹き飛ばしてくれます。」(クックパッド管理栄養士)
つけダレに塩レモンとは斬新ですね。豚肉の旨味、クレソンの苦味、塩レモンの酸味が、どんな美味しさの化学反応を生むのでしょうか。
「体の中から温まると言えばやっぱりキムチ鍋。とうがらし、ニンニク、しょうが、ニラはどれも血流を促し体を温めます。」(クックパッド管理栄養士)
鍋の王様・キムチ鍋は外せませんね。汗をダラダラかきながらいただきましょう。
いかがでしたか?お好みの夏鍋、是非お試しくださいね~!(TEXT:中本タカシ/ライツ)