バレンタインの贈り物や友チョコ作りにいかが？カラフルなアイシングクッキー

バレンタインといえばチョコレート。でも、チョコは溶けてしまう心配もあるし、友チョコだとたくさん作るのも大変。デコレーションも可愛くしたいし…と、バレンタインのチョコ事情は複雑。そこで今回は、そんなバレンタインのお悩みを一挙に解決してくれるスペシャルスイーツをご紹介しちゃいますよ。さっそくチェックしてみて。

2月9日放映の「あさイチ」（NHK)をご覧になりましたか？人気のコーナー「スマートライフ」では、今話題の「アイシングクッキー」が紹介されました。アイシングクッキーというのは、粉砂糖と卵白を混ぜ合わせてクリームを作り、好きな色に色付けてデコレーションしたもの。アイシングといっても冷やすわけでなく、イギリス発祥の「ロイヤルアイシング」というお菓子作りの技法のひとつ。そんなロイヤルアイシングを使って、バレンタインにピッタリのクッキーを作っちゃいますよ。

今回はクッキーの上のデコレーション「ロイヤルアイシング」のテクをリポートします。教えてくれたのは、クッキーアーティストの高橋洋子さん。

まずはアイシングクリーム作りから。乾燥卵白に水を加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜましょう。ふるっておいた粉砂糖を加え、均一になるまでよく混ぜます。生地が重いので、頑丈なスプーンでやるのがポイント。プラスチックだと折れてしまう恐れも。2分ぐらい混ぜ、角がしっかり立てば出来上がり。容器に入れて密封すれば、冷蔵庫で5日間ぐらい保存できるそうです。

次はカップに入れたアイシングクリームに、アイシングカラーで色付け。まずは少量で、後で様子を見ながら足していきます。アイシングクリームは、線を描くとき用の硬め、柔らかめを作っておくとグッド。最初に作った硬めのものは、フィルムなどで作ったしぼり袋に入れます。クッキーの面の部分に塗るベースになるアイシングクリームは、水を加えてやわらかくしましょう。

最後は、硬いアイシングクリームで、クッキーの縁取りを。長めの線を引くときは浮かせながらやるのがコツ。間違ってしまったときは、製菓用の筆に水をつけて、修正もできますよ。中の部分にやわらかいクリームを流し込み、半日自然乾燥させます。仕上げにお好みの色で文字や絵を描きます。これで出来上がり～♪

カラフルなアイシングクッキーは、食べるのがもったいないぐらいキュート！いろいろデコレーションできるのも嬉しいですね。クックパッドにも参考になるレシピが。

もうすぐバレンタイン。今年はチョコでなく、アイシングクッキーを贈るのも素敵。大事なメッセージをデコレーションして、ぜひ大切な異性や友達に届けてくださいね。(TEXT:森智子)