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市原隼人さんと武田玲奈さんが語る“給食エピソード”とは!?帰ってきた「劇場版 おいしい給食 Final Battle」の見どころもご紹介

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

2019年10月からテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビで放送されていたドラマ「おいしい給食」。3月には『劇場版 おいしい給食 Final Battle』の公開になります。 給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食好きの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディーで、甘利田を演じた市原隼人さんと、1年1組副担任の御園ひとみを演じた武田玲奈さんに、映画の見どころやお二人の給食にまつわる思い出を聞きました。

王道のエンターテインメントに仕上がった”給食映画”

――完成披露試写会の舞台挨拶、お疲れさまでした! 今回の映画「おいしい給食」の見どころを教えてください。

市原さん(以下、市原):世代を超えて認識できる「給食」がテーマの映画です。「給食」に遊び心を足して、みなさんに楽しんでいただける王道のエンターテインメントといえるものが作れたのではないかと思っています。王道というのは、目指していてもなかなか作れるものではないので、この作品は自分の中で「不朽の名作」と思える作品になりました。この作品に携わったことで、給食、食の喜び、また映画を作る醍醐味を改めて感じることができました。この、愛すべき作品をぜひみなさんにも愛していただければと思います。

武田さん(以下、武田):小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、本当に幅広い世代の方が完成披露上映会に来てくださっていてびっくりしました。いろんな世代の人に楽しんでもらえる作品なんだと改めて実感しました。「給食」というのは、どんな人にも共通している文化なので、その給食を題材にしたこの映画は家族、友人、どんな人とでも楽しんでもらえるものになっているのではないかと思います。この映画を観た後には、ぜひ給食の話で盛り上がったりしてもらいたいです。

給食にまつわるそれぞれの思い出

――映画のテーマでもある「給食」ですが、学生時代の給食にまつわる思い出のエピソードを教えてください。

市原:学校にいる中で、唯一自分のための時間が給食の時間だと感じていたので、その時間はすごく楽しみでした。なぜか、「早く食べる人がかっこいい」「おかわりをする人がかっこいい」と思いこんでいたので、頑張って早く食べておかわりばかりしていました。自分が給食当番の日は、自分の分だけたくさんよそったりしていました(笑)。

武田:私は放送委員をやっていたんです。お昼の時間に放送を流すので、放送委員は放送室で給食を食べるんです。委員は仲良しの子と一緒にやるので、クラスが違ったり、席が離れていたりする子とも一緒に給食を食べることができて、それがすごく楽しかったです。

――お二人が学生時代に食べてきた給食の中で好きだった給食の献立を教えてください。

市原:王道ですけど、僕はきなこパンが大好きでした。口についた砂糖ときなこを舐めるのが好きでしたね(笑)。

武田:「私は、たまに出る「アイスクレープ」みたいなスイーツが大好きでした。「給食で甘いものが食べられるなんて!」と献立に見つけるとテンションが上がりましたね

「クックパッド」でレシピを検索することも!?

――話の中で土曜日のお昼は給食のかわりに持参したパンやお弁当を食べるシーンがありました。オフの日のランチは外食派ですか? 内食派ですか? 内食の場合はご自身で作りますか?

市原:オフの日は、家で料理を作ることが多いです。一人暮らしを始めたころから料理が好きで、食材とかも肉の部位から仕入れに行ったりとか、朝から築地に行ってマグロを買ったりするくらい。作るのも食べるのも好きなんです。家で作ったほうが安いし、自分好みの味になるので、ステーキを焼くにしても、魚料理にしても、自分で作るのが好きです。「クックパッド」でレシピを検索することもあります。

武田:私は、オフの日は外に食べに行くことが多いです。料理もするので、家でゆっくりししたい日は作りおきのものを食べることもあります。

――普段から料理をされているんですね! 最近作ったもので「これは上手にできた!」という料理はありますか?

市原:タコ料理です。行きつけのお店で食べるタコの煮込み料理が大好きで、どうしてこんなにおいしく作れるんだろうと思っていたら、たまたまそのレシピを見つけて! イタリアから塩やオリーブオイルを仕入れて同じレシピで作ってみたら、お店で食べているものと同じ味になったんです。まず叩いて柔らかくして、圧力鍋を使ってワインで煮込むんですけど、大好きな味が再現できてすごく嬉しかったです。

武田:私は最近、自分の作る「にんじんシリシリ」が好きです。シリシリ器を使って作っています(笑)。

――まだ作ったことはないけど今後挑戦してみたいと思っている料理があれば教えてください。

市原:ソーセージですね。食材はオーガニックのものを選んでいるのですが、外食をすると塩分が強かったりする場合もあるので、自分でこだわった食材を使って作りたてのものを食べてみたいです。もう機械は買ってあるので、あとは作る時間を見つけるだけなんです。

武田:今まであまり揚げ物をしたことがないんです。はねるの怖いなと思っていたんですけど、最近ちょっと挑戦してみたいなと思っています。

幅広い世代が楽しめる「給食エンターテイメント」

――映画の公開を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします!

市原:オリジナル作品なので、どう作っていくかを絞り出して考えていく過程がとても楽しく、充実していました。世代を超えてみなさんに楽しんでいただける作品です。ドラマから映画になり、さらに物語が広がって、それぞれのいろんな感情が溢れていますので、給食の楽しみと共にその物語とそれぞれの先生、生徒たちの揺れ動く感情を楽しんでいただけたらと思います。あと、スタッフ、キャスト一同、作品作りを楽しみすぎちゃってごめんなさい(笑)。

武田:ドラマファンの方には「お待たせしました」ということと、ドラマを見ていない方でも、本当にどんな方でも楽しんでもらえる作品、悪い人も出てこない幸せな映画だと思うので、ぜひご家族でみていただけたらなと思います。

――ちなみに、もし次回作があるとしたら、どんなエピソードに挑戦してみたいですか?

市原:給食って地域によって全く違うじゃないですか。国によっても全く違うと思うので、僕が演じる給食マニア教師の甘利田先生が世界の給食を食べるエピソードとかいいですね。作品の中には、「給食」にまつわるいろんな情報、歴史と文化がしっかり出てくるんです。例えば、「いただきます」「ごちそうさま」というのも日本の文化なんですよね。完全オリジナルの作品なので、もっとそういったものを伝えていけたらいいんじゃないかと思います。

武田:私も、甘利田先生の転任先での給食とか見てみたいです! すごく面白そうですね(笑)。 (TEXT:上原かほり)

市原隼人(いちはら・はやと)

1987年生まれ。 2001年映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演デビュー。2004年、『偶然にも最悪な少年』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ「ROOKIES」(08/TBS)、映画『ROOKIES-卒業―』(09)で人気を獲得する。主な映画出演作品は、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)、『無限の住人』(17)、『空母いぶき』(19)、『喝風太郎!!』(19)などに出演。ドラマ出演作には『WATER BOYS2』(04/CX)、『カラマーゾフの兄弟』(13/CX)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17/NHK)などがある。 今後はBS-TBS「伴走者」、舞台「脳内ポイズンベリー」、WOWOW「太陽は動かない」と出演作が控えている。また、近年は映像監督・写真家としても活動するなど多方面で活躍中。

武田玲奈(たけだ・れな)

1997年生まれ。2013年「第2のくみっきー(舟山久美子)!発掘オーディション」でグランプリを受賞し、翌2014年「Popteen」のレギュラーモデルとしてキャリアをスタートさせる。2015年映画「暗殺教室」で女優業に進出し、続編「暗殺教室 卒業編」(16)にも出演。『ポエトリーエンジェル』(17)では主演を務めた。主な映画出演作品は、『のぞきめ』(15)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『パパのお弁当は世界一』(17)、『人狼ゲーム インフェルノ』(18)などに出演。ドラマ出演作には『監獄学園 プリズンスクール』(15)、『ラヴソング』(16)、『コンデラタロウ』(17)、『プリティが多すぎる』(18)などがある。2016年からは「non-no」の専属モデルとしても活躍。

映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』

給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディーの劇場版。3月6日より全国公開。

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クックパッドニュース編集部

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