2013年の大みそかは、スープから作る“本気ラーメン”で年越ししよう！

大みそかの食べ物と言えば“年越しそば”。「細く長いことから長寿に繋がる」「切れやすいことから苦労を翌年に持ち越さない」など由来は諸説あるようですが、大みそかには欠かせない縁起物なのは確かです。

ただ“そば”と同じく細く長い“ラーメン”でも良いのではと思う方もいらっしゃることでしょう。そこで、いろいろ調べてみると岐阜県・飛騨高山では年越しにそばではなく、ラーメンを食べる風習があるのだとか。というのも、飛騨高山では「そば」というと「ラーメン」を指し、本来のそばは「日本そば」と呼ぶそうです。たとえ、1つの地域でも“年越しラーメン”の風習があるとなれば、俄然「ラーメンもアリ！」という気持ちが盛り上がってきますね。

せっかく作るのであれば、鶏ガラや昆布、野菜などからダシを取って、1日かけてじっくりと最高のスープを作ってみましょう。具材を鍋でコトコトと丹念に煮込む間に、ゆっくりと一年を振り返ったり、来年の抱負を考えたりというのもいいかもしれません。スープに具材が溶けて、だんだんとスッキリしたスープが出来上がっていくにつれて、頭の中もスッキリと整理されていくことでしょう。一度、やってみると虜になっちゃうかもしれませんよ！

クックパッドにも“本気”でスープから作るラーメンに挑戦している方がたくさんいましたよ！今回ばかりは「簡単」「お手軽」という言葉を無視して、「手間ひま」かかる3種類のラーメンレシピをピックアップしました。正直なところ、レシピを読むのも大変かもしれません。一度深呼吸をして、気合いを入れてから読んでみてください（笑）

栄養士の免許を持つレシピ作者が、ラーメン店のレシピを参考に作ったという珠玉のラーメン。圧力鍋を使って、時間を短縮している所にもアイデアが光ります。

豚ガラをトンカチで砕く所から始まるレシピ。まさに気合いと根性が溢れています。ストレスの解消にもいいかもしれませんね。

鶏ガラ・昆布・煮干し・野菜の旨味を凝縮して作る黄金スープ。鍋の前でじっくりコトコト数時間、これぞラーメン作りの醍醐味です。

皆、レシピ作者の“本気”や“楽しそうな姿”がひしひしと伝わってくるものでしたね。「ラーメンスープ」「ラーメン 昆布」などと検索してみると、他にもバラエティーに富んだ本気のラーメンレシピが出てきますよ。是非、いろいろと探して、作って、今までにない大みそかを味わってみてください。ただ、それまでにおうちの大掃除は済ましておきましょうね（笑）

あなたは、今年の年越しに“ラーメン”と“そば”のどちらを選びますか？（TEXT:中本タカシ/ライツ）