【コメルコバナシ】今回は、調味料、食材、料理道具、うつわやカトラリーなどの“料理が楽しくなるモノ”が買えるオンラインマルシェ『Komerco(コメルコ)』編集部に、「干し大根」のつくり方について教えてもらいました。
こんにちは、Komerco編集部です。
野菜を食べやすい大きさにカットして天日干しした「干し野菜」。気温が低く空気が乾燥した今の時期は、干し野菜づくりにぴったりです。
水分がほどよく抜けた干し野菜は、旨味や甘みが凝縮するだけでなく、生野菜にはないおいしい歯ごたえが生まれます。日持ちがするからストック食材としても活躍。今回は、干し野菜のつくり方と、アレンジレシピをご紹介します。
大根……1本
1. よく洗って水気をふき、皮付きのまま大きく切り分けます。皮付きのまま干すことで、皮の近くに多く含まれる旨味成分もまるごといただけます。葉は使いませんが、炒めたりお味噌汁などに入れるとおいしいですよ。
2. 部位ごとに切っていきます。葉に近い部分は辛味は少ないけれど繊維質なため、長さ6〜7cmの5mm幅の細切りにします。
3. 柔らかく甘味と辛みのバランスが良い真ん中の2つは1cm幅の輪切り、辛みがしっかりした先端部分はいちょう切りにします。細切りにすると切り干し大根に。切り方の違いで食感のバリエーションも広がります。
4. ざるや干しかごネットに並べます。均等に乾燥させるため、野菜同士が重ならないようにするのがポイント。晴れた日にベランダや窓際など日当たりのいい場所で天日干しします。時間帯は、できれば日の出ている午前中からがおすすめです。
こちらは4〜5時間ほどベランダで干した状態です。よく見ると表面の水分が抜けてしんなりとしています。半日干しただけでも、縮んでひとまわり小さくなっているのがわかります。
こちらがビフォーアフター。気温や湿度にもよりますが、朝から夕方まで干しておけば、半生タイプの干し野菜に。保存性を高めたいときは天日干しの時間を長めにしてください。
ほどよく水分が抜けた干し大根は、火の通りや味の染み込みが早く、時短にもなりますよ。
干し野菜の魅力は、なんといっても野菜を切って並べて干すだけという手軽さ。あとは放っておくだけで、太陽と風が野菜の旨みを閉じ込めてくれます。
今回は大根をまるごと1本使いましたが、半端に余った野菜を干し野菜にすれば、無駄なく使い切れて食品ロスを減らせるメリットも。おいしくてエコフレンドリーな干し野菜、よく晴れた日にぜひいろいろな野菜で試してみてくださいね。
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