日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
作りおきレシピや常備菜のアレンジ方法など、毎日のごはんに役立つアイデアをクックパッドでも人気の料理研究家・鈴木美鈴さんがご紹介。素材の味を大切にした心と身体にやさしい作りおき常備菜で、日々の料理をラクして楽しみましょう。
秋は、おいしいものがいっぱいの季節。中でも、旨みがギュッとつまった「きのこ」は、作りおきにも大活躍してくれる食材です。今回は、あと一品欲しいときに重宝する「きのこだけ」で作れるレシピを、料理研究家の鈴木美鈴さんに教えてもらいました。
鷹の爪とにんにくで香りづけしたオイルで、5分間フライパンで蒸した一品。鈴木さんいわく「調理工程が少ないので、とにかく簡単! 味付けがシンプルなため、サラダ、パスタ、パンにのせるなど、アレンジ無限大で本当に重宝するレシピです」とのこと。
耐熱容器にきのこと調味料を入れてチンするだけ!「レンジ調理なので、本当にすぐできます。何種類かきのこを入れると旨みがアップしておいしくなりますよ」と鈴木さん。ビールやワインなどのお酒もすすみそうですね。
フライパンで焼いたきのこをマリネにしたピクルス。「焼いたきのこは香ばしさ満点! はちみつ入りなので酸味がまろやかで、酢が苦手な人でもおいしく食べられます」と鈴木さん。
しめじ、舞茸、エリンギなど、何種類かのきのこを使って旨みをアップ。「生姜ときのこの相性がバツグン! ピリッとした味わいが食欲をそそります」と鈴木さん。食欲の秋だけに、食べ過ぎに気を付けたほうがいいかもしれませんね。
フライパンで焼いたきのこに、調味料とかつお節を加えて汁気がなくなるまで煮るだけ。「かつお節を加えるだけでうま味が倍増します。和風の佃煮はご飯とよく合うので、冷蔵庫に常備しておくと、おかずが足りないときにパッと出せて重宝します」と鈴木さん。おいしい佃煮があれば、ご飯が何杯でも食べられそうです。
きのこだけで作れる作りおきは、コスパもよくて旨みもたっぷり! たくさんの種類がスーパーに並ぶこの時期は、いろいろ組み合わせやアレンジを楽しむチャンスでもあります。ぜひ試してみてくださいね。
保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。
- 冷蔵庫で保存…常温での保存は避ける
- 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
- 取り分け用の清潔なスプーンなどで取り出す…口に直接入れるスプーンや手でさわるのはNG
- 作った日付を記しておく
- 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に早めに食べきる
料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式アンバサダー。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中♪
>>>鈴木美鈴さんのキッチン
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