こんにちは!クックパッド歴7年、料理が苦手な人でも簡単に美味しく作れるレシピを研究しているクックパッドアンバサダーの♪♪maron♪♪です。
待ちに待った大型連休。
家族でゆったりとした時間を過ごされるかたも多いのではないでしょうか?
今回は、家族で楽しみながら作れる「米粉の餃子」をご紹介します。
皆さんは餃子の皮を作ったことがありますか?
市販の皮に手作りのタネを包んだことはあるかたはたくさんいらっしゃるかもしれません。
実は皮もとても簡単に手作りすることができます。
今回は皮を米粉で作るので、グルテンフリーでカリッモチ。
市販の餃子とは一味違う食感が楽しめます。
米粉で上手に作るためのコツは熱湯を使うこと!
これは小麦粉にも共通していますが、熱湯と水で作るとはどう違うのか今回は検証していきたいと思います。
では、詳しい作り方をご紹介します。
【材料】16個分
(米粉の皮)
米粉...100g
片栗粉...60g
塩...2g
熱湯...160g
(たね)
ひき肉...100g
キャベツ...2枚
にら...1/8束
A.塩...小さじ1/4
A.焼き肉のたれ...小さじ1と1/2
A.片栗粉...小さじ1
A.ごま油...小さじ1
サラダ油...大さじ2
(たれ)
醤油...大さじ1
酢...小さじ1
タネの材料はフードプロセッサーにかけて混ぜるとより簡単に作れます。
1.厚手の食品用袋にみじん切りにしたキャベツ・にら・ひき肉とAの調味料を加えてよく揉み冷蔵庫で冷やす。
2.耐熱用の袋またはボウルに米粉と片栗粉・塩を入れてよく振り、熱湯を加えて手早く揉む。(※火傷に気を付ける)
3.台に片栗粉でしっかり打ち粉をして16等分にした<作り方2>の生地を丸くのばす。
指で円を描くようにこすりながらのばすと綺麗にのびる。(2-3mmの厚みにのばす)
4.<作り方1>の袋の端を切り、タネを真ん中に絞る。
5.半分に折り畳み、お好みでひだを作る。同じように16個作る。
6.サラダ油を熱したフライパンに<作り方5>を並べて弱火~中火で蓋をして焼く。
餃子に焼き色がついてきたら、お湯を大さじ2加える。
7.底面がカリッとして全体に火が通ったらお皿に取り出し、醤油と酢を混ぜ合わせたたれを添える。
さて、この米粉の生地を熱湯ではなく水を加えた場合どうなるでしょう?
同じ分量水を加えると水っぽくてまとまらない生地になってしまいました。
米粉100g加えてみるとようやく生地がまとまりましたが、ポロポロした生地で皮としては使えません。
ふんわりラップをかけてレンジ【600w】2分程度加熱してみました。
こねるといい感じに粘りがでて、皮として使えそうと思ったのもつかの間すぐにパサついてぽろぽろの生地になりました。
なんとか、タネを包んで焼いてみました。
焼き餃子にしてみたところ、乾燥した部分の皮がとても硬くてぼそぼそした食感でした。
水餃子にしたらなんとか皮がモチっとしましたが、食感は熱湯を使って作った生地のほうが断然おいしかったです。
いかがでしたか?
米粉の餃子の皮を上手に作るポイントは必ず熱湯を使って作ること。グルテンがない分、小麦粉よりは少し皮が破れやすいため、少し厚めの2-3mm程度にのばすのがコツです。
クックパッドアンバサダーとして活躍中。栄養士・フードサイエンティスト・パンと製菓のライセンスも取得しており、忙しい方でも簡単においしく作れるレシピを考えるのが得意。
普段からできるだけ手作りのおやつを作り、子どもが喜んでくれたレシピをクックパッドに投稿し始めて7年になります。
「30分でつくれる不思議パン」シリーズなど、初心者でも作りやすく、利便性の高いレシピが好評です。
【instagramはこちら】maron.kitchen