黒やネイビーなど濃い色の服を着た日は、肩に落ちるフケが気になりませんか?
毎日、髪を洗っているのにフケが出るのは、シャンプーに問題があるのかもしれません。
“フケ=洗髪していない不潔な頭皮”というイメージがありますが、シャンプーで必要な皮脂まで奪っている可能性も。フケの1つ1つが小さくて、サラッとした状態なら、頭皮の乾燥が原因です。
保湿成分がたっぷり入ったもので、アミノ酸系洗浄成分で髪を洗うシャンプーを選ぶといいでしょう。アルコールやメントール配合で、スキッと洗い上がるようなタイプは、乾燥した頭皮には刺激が強すぎます。
シャンプーの回数も1~2日おきとか、間隔を空けて皮脂をとりすぎないようにすると、フケが治まるはずです。
1片が1~2㎜ほどあり、水分を含んだようなフケなら、頭皮の汚れがまだ残っているのが原因。毛穴の奥にたまった皮脂や古くなった角質がフケとなって、ハラハラと肩に落ちているのです。
この場合は余分な皮脂がしっかり落ちる洗浄力の強いシャンプーがおすすめ。アルコールやメントール配合のタイプもいいでしょう。
前にご紹介したシャンプー前のオイルパック(ホホバオイルなどの美容オイルを頭皮になじませ、5~10分後に洗い流します)も効果的。美容オイルが毛穴の奥から油汚れを溶かしだし、古い角質と一緒に浮き上がらせてくれます。
フケが出たら、まずはサイズと質感を観察すること。シャンプー法を間違えると、さらにフケを量産することになります。