日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
「はなまるマーケット」のコーナーで、芸能人のおめざをフューチャーする「はなまるカフェ」。今回は、あのハート型のようなキュートなルックスの「プレッツェル」がおめざとして紹介されました。エリック・カールの絵本になるなど、ステキなエピソードが詰まったパンなのです。その魅力をご紹介します。
2月19日放映の「はなまるマーケット」(TBS系)で、女優の藤吉久美子さんのおめざとして紹介された「プレッツェル」。ここ最近はおしゃれなパン屋やカフェで見かけることも増えてきましたが、まだまだ日本人になじみのうすいパン。
実はこのパンは、ドイツの伝統的なパンのひとつで、あのリボンを結んだような不思議な形とこんがりとした色合いが有名。なんであんな形になったのかご存知ですか?
「はらぺこあおむし」で有名な絵本作家エリック・カールの「プレッツェルのはじまり」という絵本には、由来が描かれていましたよ。昔話をもとにしたお話だそうです。
昔々、お城を囲む小さな国のすみっこにパン屋さんがあり、そこで毎朝パンを作っているパン屋がいたそうです。それは、町で一番腕がいいと言われていたパン職人ウォルター。 毎朝、お城まで王様と女王さまのためにパンを届けていたウォルターですが、ある日、ロールパンに入れる牛乳をこぼしてしまいます。仕方なく水を入れたパンを作って届けるのですが、それが王様を怒らせてしまいます。
そこで王様は「あさひが3つ差してくるパンを作れば許してあげよう」とウォルターに言ったのでした。
そのとき発明されたのが「プレッツェル」。リボンが絡まったようにできた3つの穴は、太陽をのぞくためのものだったというわけ。
他にも盗賊のエピソードなどいろいろありますが、ここでルーツをわかるとプレッツェルに親近感がわきますね。
だんだん、プレッツェルを食べたくなってきたなら、買いに行くのもいいけれど、おうちでも簡単に作れるレシピを見つけましたよ。早速、トライしてみては?
「プレッツェル」といえば、焼き上げる前にまぶした岩塩も有名。食べる直前に手前で岩塩を落し、残った塩で食べるのが本場の食べ方なんだとか。そんなことも知っていると、ますます「プレッツェル」を食べるのが楽しくなりますね。 (TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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