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栄養士が考える「ハンバーグ」の献立!定番の副菜、汁物などおすすめの組み合わせを紹介

クックパッドニュース編集部

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ハンバーグは家庭の定番料理で、年齢を問わず人気のメインディッシュです。バランスの取れた食事を心掛けるためには、ハンバーグだけでなく、適切な副菜や汁物を考える必要があります。そこで、栄養士が考えるハンバーグの献立を実際に作って紹介します。

クックパッドの人気レシピ!基本的な「ハンバーグ」の作り方

クックパッドで人気のハンバーグレシピはこちら!このレシピの黄金比で作れば失敗せずに簡単に作れるので、基本を抑えたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

管理栄養士が解説!栄養バランスの取れたハンバーグ献立のポイントは?

ハンバーグの献立って難しい?副菜や汁物で栄養バランスを取りたい

ハンバーグにはお肉やつなぎとして卵を使っているので、たんぱく質を摂取することができます。そのため、副菜や汁物ではビタミンやミネラルが摂取できる野菜をしっかりととることがバランスを整えるポイントになります。

栄養バランスの取れたハンバーグ献立には、キノコや海藻を

ハンバーグに使われることが多い合挽肉には油が多く含まれています。食物繊維は油の吸収を穏やかにしてくれるはたらきがあるため、食物繊維を多く含むキノコや海藻を合わせることをおすすめします。

ハンバーグ献立は「油の摂りすぎ」に注意

合挽肉の油だけでなく、焼き油やソースにも油が含まれるので、副菜には揚げ物など油が多いメニューは避けましょう。日常の食事であれば、汁物は野菜やキノコをたっぷり入れたスープやお味噌汁がおすすめです。

定番!デミグラスハンバーグの献立は副菜も洋風にまとめよう

定番!デミグラスハンバーグの献立

主菜:デミグラスハンバーグ
副菜:ポテトサラダ、なすのカレーチーズ焼き
汁物:コーンスープ
ご飯物:ドリア

▼実際に作ってみた感想

市販のデミグラス缶詰を使うので、味付けはとても簡単で間違いなし!副菜のポテトサラダとなすのカレーチーズ焼きが洋風の味わいで、デミグラスハンバーグやドリアと組み合わせて食べるとおいしいです。ドリアはホワイトソースを別鍋で作る必要がないので、とても簡単に作れました。

▼管理栄養士から一言コメント

洋風でとてもボリュームがある献立ですね。野菜や芋など様々な食材をバランスよくとることができる組み合わせです。また、チーズなどの乳製品でたんぱく質やカルシウムを効率よくしっかりと摂取することができることが特徴です。そのため特に成長期のお子様におすすめの献立です。

ハンバーグのおしゃれなワンプレート献立

ハンバーグのおしゃれなワンプレート献立

主菜:ハンバーグ
副菜:キャベツのサラダ、ミニナポリタン
汁物:クラムチャウダー
ご飯物:白ごはん

▼実際に作ってみた感想

フライパンで蒸し焼きにしたハンバーグがやわらかくジューシーで、白ご飯が進む味でした。副菜のキャベツサラダのシャキシャキ食感がよいアクセントになっています。クラムチャウダーはむき身のあさりで手軽にできるレシピで、貝のうまみたっぷりの味わいでした。

▼管理栄養士から一言コメント

こちらもハンバーグ、ナポリタンとボリュームのある献立です。クラムチャウダーとハンバーグのお肉でビタミンやミネラルがきちんと摂取できるので、お子様にもおすすめの献立です。ナポリタンと白ごはんが重なると糖質を摂りすぎてしまうこともあるので、ナポリタンは付け合わせ程度にしておくのがポイントです。

和風ハンバーグとヘルシー副菜の献立

和風ハンバーグとヘルシー副菜の献立

主菜:和風おろしハンバーグ
副菜:豆もやしのナムル、小松菜の塩昆布ナムル
汁物:しめじのお味噌汁
ご飯物:コーンの炊き込みごはん

▼実際に作ってみた感想

醤油ベースでほのかに酸味のあるおろしソースがハンバーグと相性バツグン。千切りの大葉はたっぷりかけるとおいしいですよ。副菜のナムル2種は、野菜をゆでてあえるだけで完成するお手軽おかず。ハンバーグと同時進行で作りやすいです。

▼管理栄養士から一言コメント

とてもヘルシーな食材も組み合わせでさっぱりと食べることができますね。ハンバーグなどの油が多いメニューは食物繊維と一緒に食べると、油の吸収を抑えることができると言われています。この献立では野菜のきのこで食物繊維を摂取することができるので、油を気にされる方にもおすすめです。

トマト煮込みハンバーグと簡単副菜付け合わせ献立

トマト煮込みハンバーグと簡単副菜付け合わせ献立

主菜:トマト煮込みハンバーグ
副菜:粉ふきいも、かぼちゃの塩バター
汁物:ほうれん草のお味噌汁
ご飯物:白ごはん

▼実際に作ってみた感想

トマト缶を使った煮込みハンバーグは、バターやケチャップ、ソースなどをブレンドし深みのある味わい。ハンバーグを焼いたフライパンでそのまま煮込むので、洗いものが少なく手軽にできました。かぼちゃの塩バターは、バターの塩気と砂糖の甘さのバランスが絶妙!火が通りやすくなるよう、薄めに切るのがコツです。

▼管理栄養士から一言コメント

かぼちゃ、ほうれん草と緑黄色野菜をしっかりととることができる組み合わせですね。かぼちゃやほうれん草には体を酸化から守ってくれる働きのあるビタミンが含まれています。トマトのリコピンにも同様の働きがあるため、疲れてダメージがある方や栄養をしっかり摂りたい方におすすめの献立です。

ハンバーグとミネストローネのおしゃれな洋風献立

ハンバーグとミネストローネのおしゃれな洋風献立

主菜:チーズハンバーグ
副菜:きのこのソテー
汁物:ミネストローネ風スープ
主食:パン

▼実際に作ってみた感想

チーズハンバーグは難しそうなイメージがありますが、とろけるタイプのスライスチーズを折って入れるだけなので意外に簡単。フライパンで蒸し焼きにして、中までしっかり火を通すのがコツです。野菜たっぷりミネストローネ風スープは、トマト缶を使わずケチャップで味付けるので、とても手軽に作れるスープ。ベーコンから良いダシが出て、味わい深く仕上がります。

▼管理栄養士から一言コメント

チーズハンバーグがボリューミーな分、きのこや野菜メインのスープはヘルシーに仕上がっており、全体的にバランスがとても良い組み合わせです。サラダのような生のメニューではなくソテーやスープとして、火を入れているのでキノコや野菜をたっぷり食べることができるのも嬉しいですね。


誕生日などお祝いにも!豪華なハンバーグとグラタンの献立

豪華なハンバーグとグラタンの献立

主菜:ハンバーグ & ポテトグラタン
副菜:キャロットラベ、ブロッコリーと卵のサラダ
ご飯物:ガーリックバターコーンライス

▼実際に作ってみた感想

ポテトグラタンはスライサーを使うと手早く準備ができて、ハンバーグを焼いている間にオーブンで調理できます。キャロットラペとブロッコリーのサラダは先に作っておくと、食べるころに味がなじんでおいしくなりますよ。

▼管理栄養士から一言コメント

とても彩りがよくお祝いなどにぴったりの組み合わせですね。人参、ブロッコリーはいずれも緑黄色野菜なのでビタミンもしっかりと摂取できます。グラタンやバターライスなど、油の多いメニューが重なっているので、日常的なお食事というよりは、特別な日の献立としておすすめです。

子どもが喜ぶハンバーグ献立

子どもが喜ぶハンバーグ献立

主菜:ハンバーグとオムライス
副菜:にんじんのグラッセ、ほうれん草のソテー
汁物:ポトフ

▼実際に作ってみた感想

ケチャップライスは炊飯器で作ります。フライパンで炒める必要がないので気軽に作れるレシピです。ポトフは時間がかかるので、最初に作りはじめるとよいでしょう。にんじんのグラッセは作り置きもできるので、前もって作っておいてもOK。冷えるとバターが固まるので、食べる前に軽くあたためてください。

▼管理栄養士から一言コメント

こちらも緑黄色野菜がしっかりととれるメニューです。グラッセやソテー、ポトフなど味付けに工夫をすることで、お子さんが野菜もしっかりと食べてくれそうです。

栄養バランス満点のハンバーグ献立は副菜と汁物がポイント!

肉汁たっぷりのハンバーグには、野菜やきのこを使った副菜や汁物を合わせるのが栄養バランスのよい献立のコツです。

ハンバーグは特別感のあるメニューなので、副菜と汁物の選び方次第では、普段の夕食にはもちろん、特別な日にもぴったり。ハンバーグを食べるシチュエーションや、和風、トマト煮込み、チーズ入りなどのハンバーグの種類に合わせて、副菜や汁物のレシピを選びましょう。

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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