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今が旬のさくらんぼが「むくみ」にいいって知ってた!?

さくらんぼはむくみにいい?!

さくらんぼは今が旬のフルーツです。見た目もかわいく、甘酸っぱいので好きな人も多いのではないでしょうか?
さくらんぼは薬膳的には、体の水のバランスを整えるはたらきがあると言われています。
そのため、湿気が多い季節におこりやすい症状である、むくみ、関節痛、筋肉の痛み、発疹を改善する効果が期待できます。

湿気が多いとなぜむくみが起こる?

漢方医学では、このようなタイプの人を「水毒(すいどく)タイプ」と呼びます。
日本は海に囲まれた島国なので、水毒タイプが多いと言われています。また、梅雨の時期は低気圧に伴って水毒になりやすい時期でもあります。

体内の水がうまく排出されなかったり、偏って分布すると水毒が起こります。
水が頭に偏れば、頭痛、めまい、立ちくらみ、頭重感、乗り物酔い、吐き気などが起こります。
腸管であれば下痢になります。全身であればむくみになります。

さくらんぼには他にも嬉しい効果が!

さくらんぼにはその他にも、気を補って消化吸収を高めてくれるはたらきもあります。 そのため、からだを温める作用があり、冷え症の人にもおすすめです。
フルーツはからだを冷やすイメージが強いとは思いますが、さくらんぼはからだを温める作用があるとは意外ですよね。

また、さくらんぼに含まれるクエン酸は、疲労回復にも効果があります。
ただ、からだに嬉しい効果があるからといって、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
食べ過ぎにより、アレルギー症状を起こすこともあります。

ジャムにすると毎日手軽にたべられる!

さくらんぼは店頭に並びだした時期ですが、同時に梅雨の季節でもあり、早めにむくみ対策に取り掛かりたいものです。ジャムだと保存も効き毎日手軽に取り入れられます。また、調理することで温める効果もアップするんですよ♪さくらんぼのジャムも珍しいですよね。

ミニさくらんぼを使用すると、ブルーベリージャムのようなツブツブ感になって食べやすそうですね。もちろん通常の大きさのさくらんぼでもできるとのことなので、ぜひお試しください♪

監修:漢方デスク

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