福島県イチオシの「エゴマ油」がスゴイらしい

7月14日放映の「あさイチ」は、スタジオから飛び出して福島県内から生放送する「あさイチin福島」の2日目。今回は、福島県の南部にある田村市からお届けします。このあたりは阿武隈高地の中央に位置し、標高は500m。緑豊かなこの土地は、いま注目されているのエゴマ油の生産地としても有名です。

7月14日放映の「あさイチ」をご覧になった人はいらっしゃいますか？今回あさイチのメンバーが訪れたのは、エゴマ油で有名な福島の田村市。
エゴマ油は、人気女優の大地真央さんもご愛用の油。最近の研究では、エゴマ油に多量に含まれるα−リノレン酸が心臓疾患を減らす効果があると話題になっているのだとか。今回はそのエゴマ油にフィーチャー。その魅力とお役立ちレシピをリポートします。

福島ではエゴマは「じゅうねん」と呼ばれ、食べると長生きするとも言われているそうです。ただ、そんなエゴマ油にも熱に弱い、高いという弱点が。そこで番組では、達人に聞くエゴマの美味しい使い方を紹介していましたよ。
実はエゴマ油には、生の実をそのまま絞った「生しぼり」と、実を香ばしく炒ってからしぼった「ばい煎」の2種類があるのだとか。
生しぼりのエゴマ油は、サラダにそのままかけたり、すりたての大根おろしにタラリとかけても美味。スーパーで売れ残ったお刺身も、エゴマ油を入れたしょうゆで食べると美味しくいただけます。
一方のばい煎したエゴマ油は、食べる直前の煮物にひとかけして香りづけに使うとグッド。
エゴマ油は熱に弱いと言われていますが、実は100度までなら酸化しにくいそうです。煮物は水分が多いため、100度になることはほとんどないので、栄養価もそのまま♪盛り付ける直前に入れればなお良いそうですよ。これは覚えておきたいですね～。

同じエゴマでも、これからブームになりそう！な食材として紹介されたのが、エゴマの葉。シソによく似たエゴマの葉は、最近はお肉に巻いたりと焼き肉屋などでもよく見かけるようになりましたね。
実はこのエゴマの葉には、糖の吸収を抑える効果が期待できる「ロズマリン酸」という成分が、大葉の5倍近く含まれることが最近の研究で判明したのだとか。
福島にはそんな健康効果が知られる前から、ずっとこちらの葉を食べてきたおなじみの食材。塩漬けにしておにぎりに巻くもよし、天ぷらや炒め物にしても美味。クックパッドにも似たレシピがズラリ！いくつかご紹介しましょう。

いかがですか？健康効果の高いエゴマ油やエゴマの葉。賢く活用して、暑さが増すこれからの季節を元気で乗り切りたいですね。（TEXT:黒沢るか/ライツ）