コスパが最高！鶏むね肉のさっぱりおかず

リーズナブルで低カロリーな鶏肉は、家計の強い味方。食卓に登場する回数も多いのではないでしょうか？今回は、鶏肉の中でも、もも肉より低価格でヘルシーなむね肉の美味しい食べ方についてリポートします。

6月8日放映の「あさイチ」をご覧になりましたか？おなじみの料理コーナー「解決！ゴハン」の今日のテーマは、安い・低カロリーと、いいことづくしの「鶏むね肉」。人によってはあのパサパサ感が少し苦手と感じることもある鶏むね肉の美味しい食べ方を、フランス料理のスゴ腕シェフ・音羽和紀さんが教えてくれました。

音羽さんが作ってくれたのは、「鶏むね肉のソテー２種のソース」。火を使わないフレッシュなソースが、パサつきがちな鶏むね肉を美味しくしてくれる一品です。

鶏むね肉は5～6枚のそぎ切りにし、塩を軽くふります。サラダ油をひいて温めたフライパンに、皮目を下にしてむね肉を入れて焼きましょう。やや強火で色づくまで焼いたら、裏返して少し焼き、火を止めて余熱で温めます。むね肉は焼きすぎないのがポイント！
次はソース作り。まずはトマトのソースから。トマト、赤のパプリカ、セロリは5㎜幅の角切り、玉ねぎはみじん切りにしてボウルへ。赤のパプリカとセロリは、塩をふって少し下味をつけておくと美味しくなりますよ。さらに粗みじん切りにしたイタリアンパセリを加え、オリーブオイル、すりつぶしたにんにく、赤ワインビネガー、塩と黒コショウを加えてよく混ぜます。これでトマトのフレッシュソースは出来上がり。
次はきゅうりとセロリのソースです。きゅうり、セロリ、パプリカは5㎜角にカットして軽く塩をふり、ボウルへ。みじん切りにした玉ねぎを加えたら、オリーブオイル、白ワインビネガー、みじん切りにしたしょうが、ケイパー、レモンの皮をすりおろしたものを少々入れましょう。塩とコショウをしたらよく混ぜます。
先ほどソテーして皿にのせておいた鶏むね肉に、それぞれのソースをかければ完成ですよ。

火を通し過ぎないというスゴ腕シェフのテクニック通りにソテーした鶏むね肉は、やわらかくてジューシー。フレッシュソースとあわせると、さらにしっとりと美味しくなりますね。これなら鶏むね肉のパサパサ感が苦手な人でも、箸が止まらなくなりそう。

クックパッドにも、鶏むね肉を美味しく食べるための工夫を凝らしたレシピが、たくさん投稿されていますよ。いくつかご紹介しましょう。

いかがでしたか？どれもすごくジューシーで美味しそう！ますます鶏むね肉の登場回数が増えそうな予感が。ぜひ試してみてください。(TEXT:森智子)