日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
ダイエットをしている人は、ときどきフラフラと立ちくらみをすることはありませんか。その症状は、鉄欠乏性貧血のせいかもしれません。もともと女性は月経で鉄が失われて貧血になりがち。そのうえ、無理なダイエットで栄養バランスが悪くなると、さらに貧血を悪化させることも。鉄は、酸素を体に運ぶヘモグロビンの構成成分です。貧血を予防するためには、鉄がたっぷり含まれている食材を食べることが大切です。
鉄には、動物性食品に含まれているヘム鉄と、植物性食品に含まれている非ヘム鉄という2種類があり、ヘム鉄のほうが非ヘム鉄よりも吸収率が高いという特徴があります。非ヘム鉄も動物性のたんぱく質やビタミンCといっしょにとると、吸収率がアップします。また赤血球をつくるためには、ビタミンB12や葉酸も必要です。いろいろな食材をバランスよくとるのがオススメ!
カツオやマグロ、貝類、赤身肉やレバー、青菜、豆類など
レバー独特の風味が苦手な人は、カレー味にすれば食べやすくなります。レシピではブロッコリーを使っていますが、ほうれん草や小松菜にかえても◎。
鉄がしっかり含まれているアサリは缶詰でもOK。シジミにかえても、鉄+旨みたっぷりの味わい深いスープになります。
鉄が豊富なほうれん草。ツナマヨ味なら食べやすくなります。レモンをぎゅっとしぼれば、ビタミンCもプラスできます。
激しい運動をしている人や成長期のお子さんも、鉄が不足しがちなので要注意! 貧血を予防するためにも、まずはバランスのとれたメニューをとり入れて、毎日の食事を見直してみませんか。 (TEXT:富田チヤコ)
※参考文献:「からだにおいしいキッチン栄養学」(高橋書店)
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