日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
「風邪をひいた時は、ねぎを首に巻くと良い」なんて迷信もあるように、古くからねぎは滋養強壮・風邪予防に効果的な食材とされてきました。そんなねぎは、いまや八百屋やスーパーで1年中手に入りますが本来の旬は冬なんです。
この時期のねぎは甘みやとろみが出て、栄養もとても豊か。さらに、ねぎ独特の香り成分ネギオールは強い抗菌作用がある他、免疫力を高めるカロテンやビタミンCも豊富なねぎ。
ねぎに含まれるアリシンは、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を促進することから、滋養強壮にも効くと言われています。ただし、アリシンやビタミンCは加熱に弱い栄養素なので冬の柔らかいネギはさっと短時間加熱でじゅうぶん美味しく食べられます。風邪予防の効果を期待するなら、加熱のしすぎに注意しましょう。
そんな良いこと尽くしのねぎを今とことん味わうなら、一度にたくさんつくれて他の具材の旨味もたっぷり吸った鍋がオススメ。年末年始はいろいろ楽しいこと目白押しで風邪なんて引いてられません!ねぎをどっさり使った鍋で乗り切りましょう!!
ご存知、ねぎとまぐろを使ったねぎま鍋。今、ちょっと流行りつつあるそうなんです。通常よりもねぎどっさりめで作りましょう!
人気の豚肉と白菜のミルフィーユ鍋にも劣らぬビジュアルの迫力ですね。トローリ溶けたねぎを豚肉で巻いていただく…ん~、たまりません!!
白ねぎがくたくたになるまで煮込んだら、しゃぶしゃぶして召し上がれ〜。
いかがでしたか?年末年始はみんなで「ねぎどっさり鍋」を食べて、風邪知らずで楽しい時を過ごしましょう!!(TEXT:中本タカシ/ライツ)
参考資料:『野菜まるごと大図鑑』(主婦の友社)
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