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コラム

「永谷園のお茶づけ」の“正しい作り方”を公式に聞いた。冷やし茶づけや知られざるアレンジレシピも紹介

目分量で作りがちな「永谷園のお茶づけ」

お湯をかけるだけで簡単にお茶づけが楽しめる「永谷園のお茶づけ」シリーズ。手軽に食べられるのが魅力で、作るときもだいたいの目分量で作っている方が多いのではないでしょうか。

ただ、目分量で作ると味が薄く感じたり、量が多すぎてしまったりすることがよくありますよね。そこで今回は、「お茶づけ」のおいしさをもっと楽しむため、公式がおすすめする作り方について、永谷園マーケティング本部の福田さんに話を伺いました。暑い時期にぴったりの「冷やし茶づけ」の作り方や、お茶づけだけではないアレンジレシピについても教えてもらいました。

永谷園公式がおすすめする「お茶づけ」の作り方・「冷やし茶づけ」の作り方とは

—永谷園の「お茶づけ」をおいしく食べるための作り方を教えて下さい。

100グラムのご飯を用意していただき、商品1袋分をかけて、お湯150mlを注ぐのが公式の作り方となっており、商品の袋にも記載しております。

器の大きさは、ご飯茶碗よりも少し大きめの器に入れていただいて、お湯をかけたときにギリギリにならない程度がおすすめです。

お湯の温度は、好みにもよりますが、より熱々のほうが抹茶の香り立ちが楽しめると思います。

ただ、公式としておすすめの食べ方は発信しているものの、お茶づけはもともと自由な食べ物だと思いますので、みなさまのお好みに合わせた作り方でおいしく召し上がっていただければと考えております。

公式の食べ方でやってみた。抹茶のおいしさが楽しめて、満足感もばっちり

—暑い季節は「冷やし茶づけ」なども見かけますが、冷やし茶づけはどのようにつくればいいのでしょうか?

お湯をお水に変えて作っていただくだけで冷やし茶づけが完成するので、何かほかの材料を用意する必要はございません。

水でも顆粒がサッと溶けるので、冷たくてもおいしく食べていただけます。

ご飯は温かいものでも大丈夫ですが、事前にザルに上げて水で洗うとぬめりが取れて、サラサラと食べやすくなります。

なるべく冷たいお水で、氷を2〜3個程度入れていただくとさらにおいしく食べていただけるかなと思います。お湯を沸かす手間がないので、朝の忙しい時間でも楽チンに作れるのがポイントです。

「永谷園のお茶づけ」、人気トップスリーは納得の面々だった

—「永谷園のお茶づけ」の人気トップ3を教えて下さい。

1位は定番のシンプルな「お茶づけ海苔」です。

2番は「さけ茶づけ」で、こちらは海苔と並んでお子様からの人気が高い味です。

3番は「梅干茶づけ」で、比較的女性からの人気が高い味です。

年代や場所を問わず、永谷園の中でも「お茶づけ海苔」「さけ茶づけ」「梅干茶づけ」は不動のトップスリーとなっています。地域での差が出にくいのも、お茶づけだからこその特徴かもしれません。

「永谷園のお茶づけ」のアレンジレシピ6選

—お湯をかけて食べる以外のアレンジレシピがありましたら教えて下さい。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその1.豆乳茶づけ

手軽にできるアレンジとして、おすすめなのが「豆乳茶づけ」です。

冷水のかわりに豆乳150mlを注いでいただくだけでできあがります。通常のものよりもコクが出てまろやかな味わいになります。 トッピングにツナやネギをのせていただくと、さらにおいしく仕上がりますよ。

豆乳は「冷やし」「ホット」どちらでも美味しく召し上がれます。シーンや好みに合わせてぜひ選んでみてください。

【材料(1人前)】
・お茶づけ海苔…1袋
・ごはん…100g
・無調整豆乳(調整豆乳でもOK)…150ml
・ツナ…大さじ2
・ネギ…適量

【作り方】
1.ごはんを茶碗に盛り、「お茶づけ海苔」をかける。
2.ツナ、ネギをのせる。
3.豆乳をかける。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその2.カレー風味茶づけ

カレーの味とお茶づけが合う! 子どもにも大好評の味

次におすすめなのは「カレー風味茶づけ」です。カレー粉をかけるだけで通常のお茶づけとは違った風味で、味変したいときに試していただきたいレシピですね。

【材料(1人前)】
・お茶づけ海苔…1袋
・ごはん…100g
・お湯…150ml
・カレー粉…小さじ½
・フライドオニオン…5g
・コーン…大さじ1〜2

【作り方】
1.ごはんに「お茶づけ海苔」をかける。
2.カレー粉をふりかける。
3.フライドオニオンとコーンをのせる。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその3.もんじゃ風茶づけ

いろんな味と食感が味わえる、一風変わったお茶づけ

お茶づけだけどちょっと面白い味わいの「もんじゃ風茶づけ」もおすすめです。「たらこ茶づけ」を使っていただくと、よりもんじゃっぽい味に仕上がりますよ。

【材料】
・たらこ茶づけ…1袋
・ごはん…100g
・お湯…150ml
・桜えび…適量
・ラーメンスナック…大さじ1〜2
・スライス餅…1〜2枚

【作り方】
1.ごはんに「たらこ茶づけ」をかける。
2.桜えびとラーメンスナックをのせる。
3.スライス餅を一口サイズにしてのせる。
4.お湯をかける。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその4.茶づけDEクリチー

お茶づけとして作っていただく以外にも、おすすめのアレンジがあります。こちらはクリームチーズとアボカド、「お茶づけ海苔」を混ぜ合わせるだけの簡単メニューです。あともう一品ほしいときにササッと作れますよ。

【材料】
・アボカド…1個
・クリームチーズ…3個(約50g)
・お茶づけ海苔…1袋

【作り方】
1.アボカドとクリームチーズを1cmの角切りにする。
2.器にアボカド、クリームチーズ、お茶づけ海苔を入れ、よく混ぜ合わせたらできあがり。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその5.ツナと大根おろしのパスタ

「永谷園のお茶づけ」はパスタの味付けにもおすすめです。「お茶づけ」には塩気や昆布の旨味が入っているので、パスタを茹でたらこれをかけるだけで味が決まります。一袋で全体に味が行き渡りますし、あられのザクザク食感がアクセントになります。

【材料】
・パスタ…100g
・お茶づけ海苔…1袋
・ツナ缶…1/2缶
・大根おろし…35g(1cm分)
・青じそ…3枚
・オリーブ油…大さじ1

【作り方】
1.パスタをゆでる。
2.ゆであがったパスタに、オリーブ油と「お茶づけ海苔」1袋をからめる。
3.2を皿に盛り、大根おろし、ツナ、千切りにした青じそをのせる。

「永谷園のお茶づけ」アレンジレシピその6.豆苗と豆腐のサラダ

こちらも混ぜ合わせるだけで完成する簡単レシピです。梅干茶づけにはフリーズドライの梅干フレークが入っているので、ポイントで梅の酸味を感じていただけますよ。

【材料】
・梅干茶づけ…1袋
・豆苗…1/2袋
・木綿豆腐…2/3丁
・ツナ缶…1缶

【作り方】
1.切った豆苗をボウルに入れる。
2.10分間ザルで水切りした木綿豆腐を、崩しながら2に入れる。
3.油切りしたツナ、「梅干茶づけ」半量を2に入れて、全体をふんわり混ぜる。
4.器に盛ってから残りの「梅干茶づけ」をふりかけてできあがり。

「永谷園のお茶づけ」はアレンジの可能性無限大

—お茶づけにするだけでなく、さまざまな料理に使えるんですね。

はい。特に先ほど紹介したパスタのレシピは、使用する「お茶づけ」やトッピングを変えるだけでいろんな味わいが楽しめます。

料理の味付けやドレッシング代わりなど、さまざまな場面で「永谷園のお茶づけ」は活用できるので、ぜひ試していただければと思います!

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