すっきり片づいた、お友だちの家のステキなキッチン。収納スペースの中が気になっても、「見せて」とは言いづらいから……。“片づけのプロ”であるライフオーガナイザー(R)のさいとうきいさんが、片づけ上手なクックパッドアンバサダー宅のキッチンをバーチャル訪問し、隅から隅までじっくり拝見! 収納の工夫を教えてもらいました。
おつぎは、ゆぅゅぅさんのご自宅です。
コンロ、シンク、調理台が一列に並んだI型キッチンをお使いのゆぅゅぅさんは、パートナーとお子さん2人(10歳と2歳の男の子)の4人暮らし。
毎日の食事作りだけでなく、お菓子作りも「趣味であり、癒しの時間でもある」というゆぅゅぅさん。きっとストック食材の量も多いのではないでしょうか?
「実は、そうでもないんですよ。私はあまりたくさん在庫があると管理しづらいと感じるタイプなので、持ちすぎないようにしています。ストックの量は『シンク下、最下段の引き出しひとつに収まるだけ』と決めているんです」(ゆぅゅぅさん)
「いま使っている調味料や食材は、ストックの上の引き出しに入れています。調理中に調味料や食材がなくなったら、下の段を開けて補充します」(ゆぅゅぅさん)
スムーズな流れですね! 下段に収めたストックは、どのようなタイミングで買い足しますか?
「買い出し前に、今使っているものの引き出しとストックの引き出しの両方を開けて在庫を確認します。なくなりそうなものがあれば、その都度、必要な分だけ買うようにしています。醤油が2本あるのは、『安売りしていたから』と主人が買ってきたものです」(ゆぅゅぅさん)
よく気の利く、優しいパートナーさんですね(笑)
収納で工夫しているポイントがあれば教えてください。
「上から見ただけで在庫がわかるよう、ストック食材は重ねすぎず、パッと見てわかるように整理しています。パズルゲームのように引き出しに入れているだけなので、収納用品は特に使用していません。唯一、使っているのは『空き箱』です。袋物を入れて、倒れないようにしています」(ゆぅゅぅさん)
「収納用品を駆使して、より多くのストックを持つ」という選択肢もありますが、ゆぅゅぅさんが採用したのは「収納テクニックを駆使する必要のない、最小限のストックを持つ」という選択。ものの管理に手間や時間をかけたくない人の参考になりそうですね。