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コラム

時間があっても、ごはん作りはしんどい。やる気が出ないときは「炊飯器ぶち込み料理」が最強

クックパッド初代編集長・小竹貴子さんの著書『時間があっても、ごはん作りはしんどい』。毎日の食事作りは思っている以上に負担のある家事のひとつ。仕事に子育て、しんどい中でも家族のために頑張っている人たちの気持ちを、ふっと軽くしてくれる一冊です。今回は、大好評発売中の本書から、やる気が起きない、料理のテンションが上がらないときにおすすめのとっておきのレシピをご紹介します。

テンションが上がらないときは、買ってこよう

そんなに疲れていなくて時間もある。ないのはやる気だけ! ありますよ。そんな日があったっていいんです。私もそうですが、やる気が出ないことは誰にでもあります。そんなときは、やらないほうがいいのです。買ってきてもいいですし、外食したっていいと思います。「周りは頑張っているのに、私ってどうしてこうなんだろう…」と比較せず、自分の中でうまく折り合いをつけましょう。

レシピ不要!炊飯器ぶち込み料理

何かを買ってくる気にも、外食する気にもなれないときは、「炊飯器ぶち込み料理」がおすすめ。何も考えずに家族に人気のメニューが完成します。例えばシンガポールチキンライスは、時間をかけて鶏肉をゆでたほうがおいしいに決まってますが、炊飯器でも十分おいしく作れますよ。炊飯器を活用した料理を覚えておけば、テンションが上がらないときも、おいしいごはんが食べられて満足できると思います。

炊飯器だけで作ったとは思えない

先程お話したシンガポールチキンライス。やる気がない時によく我が家でも登場しますが、家族は「夕飯はこれかぁ……」なんて思っていません。使うお米をジャスミンライスにするだけで、「お、今日は凝った料理がでてきたなぁ」なんて喜ばれています。

シンガポールチキンライス

材料(2人分)

鶏もも肉…1枚(300g)
A 塩…小さじ1/2
A 酒…大さじ1
米(あればジャスミンライス)…1.5合
長ねぎの青い部分…1本分
しょうが(輪切り)…1かけ分
塩…小さじ1
B オイスターソース…大さじ1
B しょうゆ…大さじ2
B 酢…大さじ1/2
パクチー…1/2束
ミニトマト(半分に切る)…4個分
きゅうり(斜め薄切り)…1/2本分

作り方

1.鶏肉は白い脂肪と筋を除き、厚みのあるところは包丁を横に入れて開き、全体の厚みを均一にする。Aをもみ込んで20分ほどおき、水けをふく。

2.米をさっと洗って炊飯釜に入れ、2合の目盛りまでの水、1.、長ねぎ、しょうが、塩を加え、普通に炊く。

3.ボウルにBを合わせる。

4. 2.が炊き上がったら、鶏肉を食べやすい大きさに切る。

5.器にライスを盛りつけ、切った鶏肉をのせる。パクチー、ミニトマト、きゅうりを添え、3.をかける。

(撮影:キッチンミノル)

小竹貴子さん&クックパッド編集部 出版記念InstagramLiveのお知らせ

今回の出版を記念して、5月13日(金)21時よりInstagramでLive配信を行います。 本の内容の延長戦?で、皆さんの料理のお悩みについてトークします。
事前に皆さんからの料理のお悩みについても募集中。
ぜひお声をお寄せいただき、ライブ配信もご視聴くださいね。

>>Live配信アカウント
@cookpad_news
@takakodeli
※どちらのアカウントからもご覧になれます

時間があっても、ごはん作りはしんどい』(学研プラス

小竹貴子

クックパッド株式会社コーポレートブランディング本部長。1972年、石川県金沢市生まれ。関西学院大学社会学部卒業。株式会社博報堂アイ・スタジオを経て、2004年に有限会社コイン(後のクックパッド株式会社)入社。編集部門長を経て執行役に就任し、2009年に『日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010』を受賞。2012年、同社退社。2016年4月から再びクックパッド株式会社に復帰、現職。現在、クックパッドニュースにて『おいしい思い出』、ForbesJAPANにて『それ、「食」で解決できます!』を連載中。また、フードエディターとして個人でも活動を行っている。

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