毎日の献立作り、悩ましいですよね。そこで、管理栄養士が旬食材や身近な材料を使って「簡単・栄養バランス・ボリューム」を考慮した献立を提案します! がんばらなくても、メニューを真似るだけで、からだが喜ぶ健康的な食事が完成しますよ。
暑い夏がやってきましたね。今回は梅と大葉を使用した「鶏照り焼き」がメインの、和風献立をご紹介します。食欲が低下しがちなこの時期にも、さっぱり食べやすいですよ。
メインおかずの照り焼きは鶏むね肉を使用します。鶏むね肉は皮を取り、一口大に切ります。下味をつけて片栗粉をふり、フライパンで焼きます。梅、大葉、調味料を入れて絡めればできあがり!
皮を取り除いた鶏むね肉は低脂質・高たんぱくの食品です。梅と大葉を使用することで、さわやかな酸味と風味がプラスされて食べやすくなりますよ。
夏野菜のなす、トマト、オクラを使用して副菜を作りましょう。なすを輪切りにして焼き、刻んだトマトとめんつゆなどを混ぜ合わせたタレを絡めてマリネに。トマトを入れることで甘味と酸味が加わりますよ。
スープには旬を迎えるオクラを入れてみてはいかがでしょうか。とろみが出てまろやかな味わいに。薄口しょうゆがなければ、濃口しょうゆで作っても。
簡単に作れる梅と大葉の鶏照り焼きの献立をご紹介しました。ぜひ、今日の夕食の参考にしてみてください。(TEXT:若子みな美)