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コラム

【3月の旬の魚】サワラ、ニシン、アサリについて知っておこう

春の訪れとともに旬を迎えるのが、サワラ、ニシン、アサリなど。その特徴とおすすめレシピを紹介します♪

サワラ


サワラは漢字で書くと魚に春。関西では春に旬を迎える魚として親しまれ、春の使者とも呼ぶ地方も。俳句では春の季語ともなっています。
大きさによって呼び名が変わり、関東では50cm前後までは「さごち」、それ以上大きいものを「さわら」、関西では50cm前後までは「さごし」、70cmくらいまでを「やなぎ」、70cm以上になったものを「さわら」と呼ぶようです。また、九州などでは30〜40cmは「やなぎ」、50cm前後は「さごし」、「サワラ」と呼ぶのは50cm以上のものになります。

サワラの特徴

南日本の沿岸で生息している魚ですが、最近では青森県でも漁獲されることも。
体が細長く、左右に押しつぶされた形をしていて、大きいものは1mに達します。体の色は青みがかった灰色で、点々の模様が入っているのが特徴的。この模様がはっきりしているものほど新鮮です。

サワラの栄養

成長期に欠かせない良質のたんぱく質が豊富。脳の働きを活発にしてくれるDHAも多く含まれています。

サワラの食べ方

大きいので、切り身で売られています。身は柔らかくてくせがないので、刺し身、焼き魚、煮魚、ムニエルなど、幅広い料理で味わうことができます。なかでも、西京みそに漬けた西京漬けが有名です。

サワラのおすすめレシピ!

サワラといえばみそ漬け。家でもカンタンにできて、魚臭さがカバーできるから、ぜひチャレンジしてみて♪



ニシン


かつてニシンは3〜5月に北海道の沿岸に大量に近づいたため、春の訪れを告げる魚である「春告魚(はるつげうお)」として有名でした。当時は北海道の漁業を支えるほどの大量の水揚げ量を誇っていましたが、昭和に入ってから激減。現在は放流など、ニシンを呼び寄せるためのさまざまな試みがなされています。

ニシンの特徴

北の海に生息します。日本海やオホーツク海やベーリング海、北極海など広い範囲でとれます。日本で出回っているのは、今はほとんど冷凍の輸入物になっています。
姿はマイワシに似ていて、体長35cmくらいが一般的です。

ニシンの栄養

脂質が豊富で、頭の働きを活発にしてくれるDHAやEPAが多く含まれています。そのほか、骨をじょうぶにしてくれるカルシウム、貧血防止に役立つ鉄分などにも富んでいます。

ニシンの食べ方

丸魚だったら塩焼きや、煮物、昆布巻きなど。傷みやすい魚のため、頭や内蔵を取って乾燥させた「身欠きニシン」もおなじみ。これらは戻してから煮物にするのが一般的な食べ方です。ちなみに、正月のおせち料理に欠かせない「かずのこ」は、ニシンの卵巣卵です。

ニシンのおすすめレシピ!

シンプルな甘しょっぱい煮つけをマスターしておきましょう。大人も子どもも食べやすくて作りやすい一品です。



身欠きニシンが手に入ったら、お茶を使って戻す方法にチャレンジして。臭みもなくふっくら仕上がります。



アサリ


昔から春のレジャーとしておなじみなのが潮干狩り。そこでとれる代表的な貝がアサリです。 アサリは通年出回っていますが、産卵期前の春と秋はうまみが増していっそうおいしくなります。

アサリの特徴

日本では北海道から九州まで広く生息しています。世界的に見ると、朝鮮半島、中国大陸沿岸、ハワイ、ヨーロッパ、北アメリカ大陸など。
二枚貝であり、その模様は単色から縞模様、幾何学模様などさまざま。大きさは4cmほどで、同じ二枚貝のシジミより大きく、ハマグリよりも小さめです。

アサリの栄養

血を作るのに欠かせない鉄分やビタミンB12が豊富。貧血が気になる子どもや、妊婦などは積極的にとりたい食べ物です。骨をじょうぶにするカルシウムも含みます。

アサリの食べ方

殻つきだったら酒蒸しやみそ汁など。むき身だったら炊き込みご飯など。アサリをしょうゆ味で炊きこんだり、汁で煮たものをかけたりした深川めしが有名です。

アサリのおすすめレシピ!

アサリを潮干狩りでとってきたら、まずは塩抜きを。簡単な塩抜きの方法を覚えておくと便利です。

潮干狩りなどは、自分でとった生き物を食べるという、貴重な体験ができるいい機会です。アサリが塩をふく様子も、見ていて飽きないものが。ぜひこの時期においしい魚や貝を子どもと一緒に堪能してみてくださいね。(TEXT:松崎祐子)

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