【わたしのおすすめ!キッチンアイテムvol.7】生活環境や年齢によって使いやすいものは変わります。それは、キッチンアイテムや食材も然り。自分と年齢や生活環境が近い人がおすすめする「キッチンアイテム」を覗いてみませんか? 料理で抱える悩みが、もしかしたら解消するかもしれません。
今回は40代の独身男性、Sさんに教えてもらった「料理好きがおすすめする、愛用キッチングッズ」をご紹介します。
料理好きなSさんが日々料理をするなかで探しだした、便利なアイテムの数々を、Sさんのキッチンの写真とともにみてみましょう。
最初に教えてくれたのは、野菜は基本的に蒸しているというSさんが愛用している「ヨシカワ お鍋にのせて簡単蒸しプレート ドーム型」です。
「栄養価が残りやすいので、基本的に野菜は蒸しています。少ないお湯でできるので、茹でるよりも圧倒的に時間がかからない。お湯の無駄もありません」(Sさん)
実際に蒸している様子も教えてくれました。
「ブロッコリーを蒸してみました。ほかに、じゃがいもやかぼちゃを蒸したりもします。硬さの異なる野菜は、時間差で蒸したりもできます。旨味がありヘルシーな温野菜ができますよ」(Sさん)
ブロッコリーの鮮やかなグリーンが、とても食欲をそそります! 野菜以外にどんな料理に活用しているかも伺いました。
「茶碗蒸しや、中華惣菜の温め直し(しゅうまいなど)にも利用しています。また、肉を蒸して余計な油を落としたり、炒め野菜を先に蒸しておく、なんて使い方もしていますよ」(Sさん)
ドーム型のふたは高さがあるので、茶碗蒸しの器もすんなり入れられそうですね。野菜に限らず活用シーンの広い蒸しプレート、持っていると料理の幅が広がりそうです。
次にご紹介するのは、Sさんが「究極のおろし金」と絶賛する、飯田屋の「エバーおろし」です。
「とにかくふわふわにおろせる。弱い力でおろせて、ストレスがありません」(Sさん)
力を入れずにラクにおろせて、仕上がりがふわふわ……良いことづくめのおろし金ですね。
「繊維が断ち切られるので舌触りがよいです。余計な水分が出ないので、旨味や栄養もキープされている。写真の生姜をおろしたときも、繊維を感じにくく、なめらかに仕上がりました」(Sさん)
繊維だらけのおろししょうがは食べづらいですからね。ただすりおろすだけで、テクニックいらずで舌触りのよいおろししょうがができるのは助かります。
「大根おろしも本当にふわふわになり、お店のように仕上がります。他にも、サラダやパスタにチーズをかけるのもよくやりますよ。ふんわりしてお店のような見た目になり、食べる人の反応も良いです」(Sさん)
日常の料理だけでなく、おもてなしの演出にも一役買っているアイテムなのですね。
最後に教えてくれたのは、ニトリで買ったという「カット式台ふきん」です。
「使い捨てなので、ちょっとした汚れをこびりつく前に掃除するように。毎日の汚れを拭く習慣がつくことで、頑固な油汚れなどが未然に防げるようになりました」(Sさん)
キッチンペーパーのような感覚で使えるふきんは、ちょこっと掃除に最適ですね。 気軽に手に取れるので、汚れを拭き取る習慣が生活の中に定着したそうです。
「繰り返し使える布巾も利用していますが、布巾の廃棄前にしか頑固汚れや着色汚れには使えないんですよね。これは使い捨てなので、汚れの少ないところから順番に使って、最後に廃棄できるのは楽です」(Sさん)
従来の布製のふきんで色移りする汚れを掃除するのは、その後の洗濯を考えると少々ためらってしまいます。このふきんはそうしたためらいなく使えるので、汚れがひどい部分にもガンガン使えて便利ですね。年末の大掃除にも活躍してくれそうです!
Sさんが紹介してくれた3つのアイテムは、その使い心地のよさで、料理そのものやキッチン環境をレベルアップさせてくれ、日々の料理をさらに楽しくしてくれるものだと感じました。
キッチンアイテムの買い替えや買い増しを検討している方は、Sさん愛用のアイテムをチェックしてみてはいかがでしょうか。(TEXT:菱路子)