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茶色の皮に包まれた採れたてのたけのこが、スーパーの店頭を賑わせています。ご存じの通り、たけのこの旬は4月~5月。この短い間にしか“生”には出会えません。
でも「生のたけのこはアク抜きが大変そうだから・・・」と、買うのをためらってしまう方、結構いるはず。そんな“やらず嫌い”を今年は克服してみませんか?やってみると案外難しくないし、この時期ならではの新鮮な春の香りが楽しめますよ。
★たけのこはとにかく鮮度が大事!時間が立つほどえぐみが強くなるので、なるべく早くゆでること。
★ゆでるときは「皮をつけたまま」!慌てて、むいてしまわないように。
★「米ぬか」と「とうがらし」を加えてゆでる。
たけのこは、大きく分けて3つの部位に分かれます。風味や歯ごたえの違いなど、それぞれの部位の特長に合ったメニューを作って、より美味しく1本を完食しましょう!
最も柔らかく、おいしいと言われるところ。たけのこ本来の風味が楽しめる「和え物」や「酢の物」がオススメです!
歯ごたえが適度にあって、どんな料理にも使いやすい部位。「炊き込みごはん」や「煮物」にすると、歯ごたえが引き立ちます!
たけのこの風味が濃く、繊維質で硬い部位。薄切りや千切り、すりおろしなど、切り方を工夫すると食べやすくなります。
ちなみに、たけのこをゆでた時に出てくる「白いカス」のようなものは、「チロシン」というアミノ酸の一種。決して、アクの残りではありません!食べてもまったく問題ないので、ご心配なく。(TEXT:大河原裕美)
参考資料:
・『日本の食材帖—野菜・魚・肉』 (主婦と生活者)
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