毎日のごはんに登場するお肉。作る料理によって、使うお肉もさまざまです。お店にはどんなお肉があるか、焼くとどんな味がするか、実際に使ってみましょう。
同じ鶏肉でも、部位によって火の入り方も食感もさまざま。それぞれのお肉に合った調理法をすることで、おいしい料理になります。
胸肉…柔らかくて脂肪の少ない部分。味もおだやかであっさりです。脂が少ない分、チキンカツなどの揚げ物にしたり、蒸し鶏にしてしっとりと仕上げたりすると、柔らかい肉質を楽しめます。
ささみ…胸肉の内側についているのが、この部分。皮がない分、鶏肉の中で最も脂肪が少なく、たんぱくな味わいです。胸肉と同様の使い方ができます。
手羽元…鶏の羽根の一番付け根。脂肪もほどよくついていて、骨つきなので、揚げ物や焼き物のほか、煮込みにしてもおいしい部分です。
手羽先…手羽元の続きが手羽先。手羽元と同様にこくのある部分で、同じ使い方ができます。さらに皮が多いので、焼いたり揚げたりするとパリパリの食感を楽しめます。
もも肉…脂肪と肉の両方を一緒に楽しめるコクのある部分で、甘みもあります。チキンソテーや照り焼きなど、焼いて食べるほか、カレーやから揚げなどにも万能に使えます。
お肉ごとの違いを知って、毎日のごはんに活躍させてみましょう!
出版社にて食育雑誌の編集に携わった後、渡仏。 料理、製菓等を学び、レストラン、パティスリーで研修後、帰国。
雑誌、広告等を中心に活動するほか、都内でおもてなし料理とワインの教室を主宰。
ブログ 「bon et bonheur~料理、お菓子、ワインetc.日々の暮らしで出会うおいしいと幸せ~」を更新中。