日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
この夏、注目のキーワードといえば、アジア発の「鶏まるごとご飯」。作り方の簡単さはもちろんのこと、健康にも美容にもうれしい栄養がたっぷりなのも嬉しい限り。
その人気のヒミツは、どうやら本場・アジアにあり!実は外食でも大注目されている「鶏まるごとご飯=カオマンガイ」の魅力を探るべく、行列必至の人気店「ガイトーンtokyo」に潜入取材してきました!
鶏のうまみたっぷりのジューシーご飯の上に、柔らかい鶏肉がドーンとのった一品。 アジア発のこのご飯の発祥と言われるのが、中国の南方にある海南島の「海南鶏飯」です。海南島からの移民によって東南アジアに伝わったとされ、シンガポールでは「シンガポールチキンライス」、マレーシアでは「ナシアヤム」、タイでは「カオマンガイ」として進化。鶏のおいしさや栄養を「まるごと」というスタイルはそのまま、各地に根付いていったというわけです。
もともと旅先での人気グルメとして注目されていた、このメニュー。ここ数年は、本場のお店が続々と日本に上陸。なかでも、2014年に東京・渋谷にオープンした「ガイトーンTokyo」は、バンコクで行列の絶えない人気店として知られるお店が日本に初上陸したと大きな話題になっています。多くの人を魅了する、そのおいしさのヒミツを求めて潜入ルポ、開始です!
JR渋谷駅から徒歩8分。にぎわう明治通り沿いにあるのが「ガイトーンTokyo」。一見、「アイスクリームショップ?」と見まごうほどの愛らしいピンク色の看板が、お店のトレードマーク。このピンク色と、人気の高さから「ピンクのカオマンガイ」と呼ばれることも多いそう。ワクワクしながらお店をのぞくと、すぐに目に入ってくるのが、ガラスの向こうでまるごとの鶏を次々とさばく姿!
店内では、まさに「まるごと1羽」を解体中。「鶏は無駄がないので、1羽で10人分が作れます」手際よく鶏をさばきながら、答えてくれたのは「ガイトーンTokyo」店長の黒沢将太さん。「まるごと」の鶏は、多い日には一日で40羽くらいゆでられるそう。つまり400人分の「カオマンガイ」が1日で売れてしまう、というわけです。
店内の奥に陣取り、「カオマンガイ」を注文。まわりのお客さんがパクパク食べる様子をみながら、ワクワクと到着を待ちます。
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