洋食派も大満足間違いなし！定番和食のアレンジバリエ

洋食好きの人には、優しい味わいの定番和食はどこか物足りなく感じるもの。でも、アレンジ次第では美味しくいただけるようになりますよ。今回は、そのとっておきのアレンジテクをご紹介します。

8月19日放映の「あさイチ」をご覧になった人はいらっしゃいますか？おなじみの料理コーナー「解決！ゴハン」に今回届いたのは、「洋食好きの夫でも喜んで食べてくれる和食のレシピを教えて欲しい」というリクエスト。洋食好きな家族を持つ人はもちろん、和食をあまり食べたがらない子供のいるご家庭の人にもピッタリの今回のレシピ。さっそくチェックしてみて。

今回のレシピを教えてくれたのは、毎回いのっちこと井ノ原快彦さんとの掛け合で楽しませてくれる、日本料理研究家の斉藤辰夫さん。今回も仲良くハグからスタートしましたよ。
そんな斉藤さんが教えてくれたのは、「夏の肉じゃが カレー風味」。スパイシーなカレー味が食欲をソソる一品です。作り方も簡単でしたよ。

大きめのお鍋にサラダ油を引き、食べやすい大きさに切った牛肉を入れて炒めます。中火で肉が白くなるまで炒めたら鍋のすみに寄せ、空いたスペースにいちょう切りにして水にさらしたじゃがいもと、くし形に切った玉ねぎを入れて中火で2～3分炒めます。牛肉と一緒に煮るとうまみが逃げたり、ぐちゃっとなるので、混ぜないようにするのがポイント。

じゃがいもの表面が半透明になってきたら、だし汁、みりん、しょうゆ、カレー粉をプラス。本来はここで落しブタをするのですが、木のふたにカレーの味が混ざってしまうので、今回はクッキングペーパーを使用。鍋よりも少し小さめのサイズに切り、真ん中に穴をあけたら鍋へ。この間、絶対に食材を混ぜないことが大事。

中火で15分コトコト煮たら、乱切りにしたパプリカをプラス。さらに3～4分煮たら、器に盛り付けます。盛り付けるときも、肉は肉、じゃがいもはじゃがいもと混ぜずに器に移していきます。ガクを取って塩もみし、塩茹でしたおくらをのせ、サッとコショウをトッピングすれば出来上がり。

スパイシーでカラフルな肉じゃがは、しっかりとした味がついていて白いごはんがいくらでも食べられそうな味わい。これなら和食では物足りないという人も、きっと喜んでくれるはず。
せっかくなのでいくつか定番和食を洋風にアレンジしたレシピがないか？クックパッドで探してみました。

いかがですか？いつもの和食に少し洋風テイストをプラスするだけで、味のバリエーションが広がりますね。定番の味に飽きたというときのアレンジにもオススメですよ。（TEXT:黒沢るか/ライツ）