新米の季節に！土鍋で最高においしいご飯を炊く方法

今年もそろそろ新米の季節。ツヤツヤでもちもちに炊き上がった新米を食べる時は、日本人に生まれて良かったな〜と思う瞬間ですよね。土鍋は金属の鍋と比べて保温性に優れ、弱火にしてからもお米にじっくり熱が伝わることで美味しく炊けます。せっかくなら今年の新米、その土鍋で炊いてみたいと思いませんか？

土鍋で炊くと焦げてしまう…、水加減がわからない、といった悩みを持った人が多いのではないでしょうか。そんな人でもちゃんとコツとポイントを抑えれば土鍋で美味しいご飯が炊けるんです。

ではどんな風に炊いたら良いのでしょうか。ポイントをまとめてみます！

お米を研いだら土鍋に移し、1合に対し180ccの水を入れる。1合増えるごとに水を180ccずつ増やす。

そのまま30分くらい吸水させる。一晩置いて翌朝火にかけるというのもアリです。

蓋をして強火にかけ、蓋の穴から勢いよく蒸気が出てきたら最弱火にして6分待ちます。

6分たったら15秒ほど強火にかけて火を消し、すぐにコンロから下ろす。

5分程蒸らして、鍋の底から切るように混ぜて出来上がり！

水加減や炊飯時間などが感覚ではなく数字で示されているので、炊いている最中に、どうしたらいいか迷うこともありません。難しい作業もありませんし、水加減や炊飯時間を守っていれば誰でもツヤツヤでお米一粒一粒が立っている美味しいご飯が炊けますよ。新米が手に入った時はぜひお試しください。(TEXT:安達勇太)

フードコーディネーター。
飲食店キッチン、料理家アシスタントを経て独立、現在都内にて活動。料理教室計画中。