日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
シュウマイやチキンライスの上に、肉料理のつけ合わせに、彩りとしてちょこんと乗っているイメージのグリンピース。「でも、あれ、苦手なんだよね」という声も聞かれます。冷凍や缶詰で1年中、手に入りますが、グリンピースの旬は春から初夏にかけて。つまり、今! 旬のおいしさに触れれば、苦手な人も大好きになれるかも!
「グリンピース」というと、「あ〜苦手!」と言う人もいますよね。確かに、シュウマイのトッピングやミックスベジタブルなどに入っているグリンピースは、パサパサしていてあんまり味がないイメージがあります。そんな人も、旬の時期だけの生のグリンピースをぜひ食べてみて! 冷凍や缶詰のグリンピースとは全く違う、みずみずしさと甘みが楽しめるんです!
そもそもグリンピースはマメ科エンドウ属。エンドウの未熟の実であり、実だけを食べることから実エンドウとも呼ばれます。一方、さらに未熟な実をさやごと食べるのがサヤエンドウ(絹さや)。和食などによく使われるほんのり甘みのあるサヤエンドウは、グリンピースの成長前の姿なのです。つまり、「ほんのり甘み」こそが、グリンピース本来のおいしさ。豆の甘さは時間が経つほど失われてしまうので、通年出回る、冷凍や缶詰ではなかなか残せないのです。
また、旬のグリンピースを堪能するなら、さやつきのものを購入すること。グリンピースはさやからだすと、すぐに皮がかたくなってしまうんです。調理の直前にさやからはずし、早めに食べ切ること。旬ならではの「実力」を存分に味わうポイントです。
旬のグリンピースをさらにおいしく味わうために。クックパッドにもいろいろなおすすめレシピが投稿されています。いろいろレシピがありますが、その基本となるのはやはりゆで方。グリンピースの薄皮は他の豆よりもかたく、その食感を苦手と感じてしまう人も多いようです。皮をむくとかなり口当たりはよくなりますが、1粒ずつむくのは大変! そこでおすすめなのがこのレシピ。しわを作らないことで、皮付きでもやわらかく、口当たりがよくなります。
この方法でゆでてから、ご飯に混ぜたりおかずに混ぜたり。しわなしグリンピースで、新しいおいしさが発見できそうですね。
ほかにもグリンピースが主役のレシピをいろいろ発見しました!
グリンピースは栄養価も高く、ビタミン群が豊富なほか、カリウムや食物繊維などもバランスよく含んでいます。旬のおいしさを楽しみながら、美容にも健康にもいい! 初夏の食卓にどんどん登場させたいですね。(TEXT:田久晶子)
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