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コラム

本場中華の味を学ぶ!餃子の皮を手作りする時のポイントは「皮の厚さ」だった!

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は4種類の手作り水餃子と中国家庭料理を学んできました!

こんにちは!トモミと申します。

今回は、KitchHikeで中国に10年住んでいたMotokoさんのお宅へ。メニューはオリジナルレシピで作る「4種類の手作り水餃子と家庭料理」。会社の友人とランチを兼ねて参加してきましたので、その様子をお伝えしてみたいと思います!

今回、このメニューを選んだのは、なんといっても、餃子の皮を粉から手作りできるように教えてもらえるから!私も、一緒に参加した友人も、餃子の皮を作るのは初めて。 料理の先生をなさっているというプロフィールをみて、作り方を分かりやすく教えてくれると思い、安心して申し込みました。

中国に10年住んでいたMotokoさん

Motokoさんの自宅に到着すると、満面の笑顔でお出迎えしてくれました! 初めてお会いするので緊張をしていたのですが、一瞬で、和やかな雰囲気になりました。

笑顔のチャーミングなMotokoさん!

ダイニングに案内されると、先生が早速台湾から取り寄せたという美味しいウーロン茶をいれてくださいました。

日本茶ではないおもてなし。それもそのはず、Motokoさんは中国に10年住んでいたそうなんです。先生は料理以外にお茶にも精通されていて、いただいた台湾茶は、なんと、日本で買うとなかなかのお値段なのだとか……(笑)。貴重な美味しいお茶を味わえて嬉しかったです♪

さて、お互いの自己紹介を終え、気持ちもほっこりしたところで、お料理スタートです!

洗練された美味しい中国家庭料理!

シャキシャキ感がたまらない「ジャガイモの千切り冷菜」

まず、最初に教えていただいたのは、副菜の「ジャガイモの千切り冷菜」。

スペースたっぷりの広いキッチンで細かく教えてくださいます!

ジャガイモは、シャキシャキ感を残すために、完全に火を通さないそうです。

千切りにしたジャガイモを湯通しして、パクチーと一緒にごま油で和えます。

パクチーとジャガイモのコンビネーションは初めて!どんなお味が楽しみです。

「え?パクチー?」と思ったのですが、パクチーは中国料理で使われることが実は多いそうなんです。パクチーと言えば、タイやベトナムなどの東南アジアのイメージで、中国料理で使われている印象があまりなかったので、これにはちょっと驚きました。

素敵!と声が出てしまう「豚しゃぶの冷菜」

2つめの副菜、「豚しゃぶの冷菜」は、「花椒 (ホアジャオ)」という中国の山椒で作るタレでいただく豚しゃぶです。

今回特に勉強になったのは、お料理をより魅力的に見せるための手法です。

豚しゃぶといえば、私たちにも馴染み深い料理ではありますが、Motokoさんに教わった豚しゃぶは、間違いなく今まで一番美しく華のある豚しゃぶでした!

キュウリをスライサーで薄くスライスしていく技に、こんな技があるのか〜と、目からウロコ状態です。プロの先生に習うと、自分ではなかなか思いつかないことや発見が多く、とても楽しいです。

盛りつけはとても大事だということを学びました。

こんなに華やかな見た目に、テンションがあがります。

そして、こちらが、豚しゃぶのタレに使う「花椒 (ホアジャオ)」です。

中国地方で穫れる「花椒 (ホアジャオ)」

タレは、材料を混ぜて、火にかけます。

山椒の入ったタレは、ピリっと独特の辛みがあってスパイシーですが、Motokoさん流にアレンジされ、日本人にも食べやすい味付けになっているので、とっても美味しいんです!

皮から作る本格派「水餃子」

そして、いよいよ、待ちに待った手作りの水餃子作りです! なんと、ここでも具材にパクチーが!

紹興酒は中国料理に欠かせません。

粉からこねて、生地を作るのはシンプルで簡単! 難関だったのは、生地を伸ばすこと……。

シンプルなだけに、経験が必要かもしれません。家でも練習を積み重ねます!

生地を伸ばすポイントは、中央は具を包むので厚めに、周りは生地が重なるので薄めにすること。 そうすることで、茹でたときに美味しく仕上がるということでした!

お手本を見せていただき、丁寧に教えていただくのですが、なかなか上手にできず、私も友人も、いびつな形に……(苦笑)。でも、これも、勉強。いびつな形も、美味しそうにお湯の中で踊っています♪

餃子パーティが始められそうなほどたくさんの餃子。湯で加減も気をつけながら見守ります。

こうして、みんなでワイワイおしゃべりしながら作ってる時間は、とっても楽しくて、夢中になってました!

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