日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
揚げ物の油を切ったり、野菜の水を拭いたり、台所の必需品と言えば、キッチンペーパー。実はこのキッチンペーパーを使うと、料理がさらに美味しくなるってご存知でしたか? 知っていそうで知らないキッチンペーパーの大活用テクニックを、これからご紹介しますよ。
9月6日放映の「あさイチ」(NHK)をご覧になりましたか?生活に役立つ「スゴ技と知恵」をクイズ形式で紹介するコーナー「スゴ技Q」。今回のテーマは、「キッチンペーパー」でした。キッチンペーパーには、表面がデコボコした「エンボスタイプ」と、布のような「フェルトタイプ」の2種類があり、それぞれの特性を知っていると料理の幅がグンとワイドになるのだそう。「フェルトタイプ」はパルプ製で繊維と繊維の間が空いているため、アク取りや油こしにピッタリ。「エンボスタイプ」は紙でできていて、繊維同士がしっかりくっついて強度があるため、食材の水切りなどにオススメ。
まずご紹介するのが、キッチンペーパーで作る美味しい筑前煮の作り方です。今回使うのは、フェルトタイプのキッチンペーパー。
鍋に砂糖、みりん、しょうゆ、水を入れて合わせ調味料を作り、そこに鶏肉、にんじん、さといも、れんこん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、昆布を加えたら、かつお節とキッチンペーパー2枚の登場です。キッチンペーパーの上にかつお節を丸くのせ、その上にもう一枚重ねた「かつおぶた」を作ります。キッチンペーパーが濡れるとしっかりくっつくので、中のかつお節がこぼれる心配もなし。それを鍋に入れ、真ん中に穴を開けましょう。広げたキッチンペーパーが落しぶたの役目を果たすだけでなく、「かつおぶた」がだしパック代わりになり、さらにキッチンペーパーにアクがつくのできちんとアクが取れるという、まさに一石三鳥の役目を果たしてくれるというわけ!これはスゴイですね!中火でだしが半分になるまで煮詰めたら火をとめ、少しさめて味が染み込んだら、「かつおぶた」を取り出し、だしを絞ります。時々煮汁をかけながら、好みの味まで煮詰めたら出来上がりです。この「かつおぶた」は肉じゃがや豚汁を作るときにもオススメ。
いかがでしたか?エンボスタイプは紙でできているため、電子レンジで使う場合は、電子レンジOKのものを使うんだそう。短時間、重ねない、目を離さないことが重要です。ぜひ、上手に活用して、料理をより美味しくしちゃいましょう。(TEXT:森智子)
日本ナンバーワンのレシピサイト「クックパッド」のオウンドメディアであるクックパッドニュースでは、毎日の料理にワクワクできるような情報を発信しています。季節にあわせた人気レシピの紹介のほか、定番メニューのアレンジ、意外と知らない料理の裏ワザもお届けしています。