子どもたちに人気の学校給食レシピを、自治体が運営するクックパッド公式キッチンからご紹介。第1回目は宇都宮市の公式キッチンから。 誰もが経験した懐かしい給食の味わいや、新たな地域の給食の味発見レシピをご家庭の食卓にぜひ取り入れてみて♪
宇都宮市では、すべての小中学校と給食センターに栄養士を配置し、学校ごとに工夫を凝らした献立を作っています。1日に必要な栄養量の1/3が摂取できるように栄養バランスの取れた献立を作るだけでなく、出汁はかつおぶしや昆布からとり、食材もできるだけ包丁で手切りするなど、美味しさにこだわった給食を提供しています。
「餃子の街、宇都宮」ならではの給食レシピです。「餃子めし」とは、宇都宮市の特産野菜であるにらや、栃木県の特産品であるかんぴょうなどを入れた餃子風味の炊き込みご飯のこと。宇都宮が餃子の街となったのは、市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、帰郷後広まったことがきっかけです。また、宇都宮は、夏暑く冬寒い内陸型気候のため、スタミナをつけるために餃子人気が高まったとも言われています。
宇都宮の子どもたち“宮っ子”は、やっぱりみんな餃子が大好き!餃子とご飯が同時に食べられるこのレシピはもりもり食べたくなる、後引く味付けで大人気です。
☆餃子めし作りのポイント
豚ひき肉を塊がなくなり、パラパラになるまで炒めること。にらの下茹ではさっと湯通しするくらいにしておくことが仕上がりをよくします。
宇都宮市の学校給食では、厚焼き玉子、ナムル、青梗菜と豆腐のスープなどを組み合わせて提供しています。炊き込みご飯は主食の中におかずが含まれるため、野菜たっぷりのスープなどがあるとさらにバランス◎。ぜひおうちでお試しください!