見た目も味も大胆に変化した「進化系クロワッサン」に心奪われる人が続出！

ベーカリーで常に人気の高いパンのひとつ「クロワッサン」。その三日月型のフォルムと何層にも重なった生地の食感が特徴的ですが、その進化系とも言える新しい時代のクロワッサンが生まれています。

クロワッサンならではの形を大胆に変えた、四角い「キューブクロワッサン」、マフィンやワッフルなどお菓子とのハイブリッド「クロフィン」「クロッフル」などが次々と登場しています。 そんな「進化系クロワッサン」が「食トレンド大賞2023」に堂々の入賞！

なかでも、ニューヨークのベーカリーで生まれた「シュプリームクロワッサン」は、もっとも話題となりました。うずまき状のまんまるなクロワッサンにはクリームがたっぷりと入り、外側はチョコレートやアイシングでデコレーションされ、見た目も味もおいしいと好評です。

シュプリームクロワッサンは、今までのクロワッサンとは全く違う立体的なフォルムとデコラティブな仕上がりが話題となり、「サークルクロワッサン」や「クロワッサンロール」など呼び名もさまざまです。 日本では「ポンパドウル」「DEAN & DELUCA」など街中のベーカリーでも取り扱われるようになったほか、2023年6月にはローソンでも発売されました。

クリームがたっぷりで日本人の好みに合う味わい、見た目のデコレーションでいろいろバリエーションを作れることが、採用された理由かもしれませんね。

本来のシュプリームクロワッサンの作り方は、パン生地を用いて発酵させ、まんまるに仕上げるために金属の型に入れて焼き上げます。これを一般家庭のキッチンで作ろうと思うと、なかなか難しいのが正直なところ。

発酵は省略し、型も使わずに作れる、一般家庭向けのアレンジレシピが次々に生まれています。

クックパッドでも、さまざまなレシピ投稿者さんの手によって、一般家庭で作りやすい進化系クロワッサンのレシピが考案され、投稿されています。

冷凍パイシートや餃子の皮を使ってクロワッサンの層を表現したり、型を使わずにロールケーキのように生地を巻いてから輪切りにするなど、作りやすい工夫がいっぱいです。

おうちで作れば焼き立てが食べられますし、デコレーションも自由自在。 進化系クロワッサンの手作りを体験してみてはいかがでしょうか。

（TEXT：菱路子）

2023年に最も注目を浴びた料理・食材を発表！

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